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間奏19
おじい様は、質実剛健をそのまま生きているような方だった。
剣の技は本当に厳しくたたき込まれた。
体力もみっちりつけられた。
ついでに、
いろんな知識も
行儀作法も
サバイバル方法も
女子にもてる方法(これは、俺の願望)ー教えてもらえるはずもない!
などなど・・・
本当にいろんなことを学ばされた。
おかげでどこにいっても恥ずかしくない自分になれた。
つらい鍛錬に耐えたのも、彼女にふさわしい人となるため。
彼女の笑顔を今度は俺が守るためだった。
きっと彼女は俺が会いにいくのを待っていてくれる
根拠のない自信だけを頼りに俺は、生きた。
そうして、できあがったのが、堅物一辺倒の生真面目人間だったのである。




