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間奏5
「えらい威勢のいいガキじゃねえか!
また変なもん拾ってきやがって・・・
おい、×××、こいつあなんてガキだあ?」
「がきがき言うな!
ちゃんとハルフォードって名前があるんだ!」
思わず言い返したけれど、心の中では心臓ばくばくモンだった。
それを聞いていた少女が茶々をいれてきた。
「おにいたん、あるふおおどっていうんだ」
「違う!ハルフォード!」
「アルフオウド」
「ハルフォード!」
「ハーホード」
「ハルフォード!」
「ハーフード」
「ハルフォード!」
「ハルフォード」
「ハルホー、あれ?」
いつの間にか彼女のペースに巻き込まれ、俺の方がおかしくなった。
「っふ、アハハハハ」
昨日のやり取りも思い出し、思わず笑ってしまった。
その時のことを、俺は、一生忘れない。
笑ったんだ、彼女が。
極上の微笑みでー
そして、こういった。
「いつも笑っていて♡スッゴくかっこいいよ」
ズギューーーーーン!
ハートに一発くらった瞬間だった。
その時、隣で長がスッゴく怖い顔していたのに全然気がついていなかったのだった。




