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  作者: Morita
5/6

(笑)力

うん、前の小説読んで、

「ねぇねぇ!ほんとに何だったのあれ!教えてよ!」

魔術師っぽい女の人が、しつこく聞いてくる。

「いや教えられないっていうか自分でもよくわからないです」

いい加減うぜーなと思う埼玉。その時あることに気がついた。

「あ、そう言えば、あなたがたの名前はなんというんですか?」

「あれ?教えてなかったっけ。」

「教えてないっぽいね」

「教えちゃいねぇな」

3人揃って教えることを忘れてたみたいだ。

「私の名前はジュマツ・シマよ」

と、魔術師っぽい女の人が言う

「僕の名前はアンチョク・ユミシだ」

リーダーっぽい人が言う

「わしの名前は、ジマジマイ・マヌケだ」

と、おっさんが言う

「ジマジマイ?マヌケ…フッ」

笑いをこらえる埼玉。

(え?ジジイってこと?それとも間抜け?アンチョクって(笑)ジュマツ・シマだけ、日本語になってないけど)

「へーそういう名前なんですねぇー」

笑いをこらえつつ出せる言葉はそれだけだった。

「む、もうちょっとなんか無いのか」

「これ以上求めないでください」

「そうか…」

なにか返しに不満があったそうだ

「そう言えば君はそんなに幼く親に捨てられた?のに、なんでそんなに礼儀正しい言葉遣いができるんだい?」

アンチョク(笑)が聞いてきた。

「え、」

返しに困る埼玉。

他のみんなが、

「それは親が厳しく、それは厳しく躾てきたんだよね!グスッ」

他に何っていうのも思いつかないのでそういうことにする

「あ、え、はい、そうです」

「そ、そうなのか、そ、そればっかりは感謝だね」

「え?なんでですか?」

「いきなりタメ口なんてしたら、良いとは誰も思わないし、逆に喋れないようじゃ、今みたいになってないしね」

「あー確かにそうですね」

「そうそう。あ、そう言えば君、魔力はある?」

「魔力?いや、知らないです」

「そうか、街に着いたらギルドで有るか無いか調べようか」

「はぁ、そんな機械があるんですか」

「機械?って言うのはよくわからないけど、そういう魔道具があるよ」

「そうよ!絶対何かあるわ!」

「ふむ、ほんとにこのこの親は何をしてるんだろう」

(((戻すなよジジイ)))

「もう少し寝ることにしますね」

「あ、あぁ、そうしなさい。でも、あと、1時間ぐらいで着くからどっちでもいいよ」

「寝て起きなさい。寝ておくべきよ。」

そしてその可愛い寝顔を見せなさい。

と、なにか小さい声が聞こえたのは気のせいだと思う。

グッダグダ

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