表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕をさりげなく弱らせる方法  作者: 降井田むさし
41/72

飲み物と僕

僕が好きな飲み物を今から紹介したいと思う。僕が好きな飲み物は甘酒豆乳、ミルクティー、ココナッツミルク、大根の味噌汁、沖縄そばのつゆ、ベリーミックス飲料などなどとてもたくさんある。僕は三度の飯より飲み物が好きな人間なのである。


しかし、売っていた大好きな飲料がどんどん近くのスーパーマーケットから姿を消している。甘酒豆乳もベリーミックス飲料も今は近くに売っているお店がない。製造は中止していないはずなのに消えてしまう。新しく行くお店で見かけて、やったーと喜んでもすぐに姿を消す。また新しく行くお店で見かけて、やったーと喜んでも、またすぐに姿を消すの繰り返し。ずっと置いてほしいという願いは叶わないのだろうか。


飲み物の飲みすぎでいつもダルい。だから極力水分をとらない生活を少しの間だけしてみた。果物の水分、ラーメンに纏わりつくスープ、ヨーグルトやアイスなどの固形物だけで一日過ごしてみた。するとかなり調子が良くなった。でも飲み物をガブガブ飲む生活はやめられない。重さにするといつも食べ物より飲み物の方が多く摂取している気がする。最近はスープをかなりの量飲んでしまっている。【スープ一杯、ゲロのもと】なのにやめることが出来ない。


マッチという炭酸飲料も好きだ。でも炭酸系はスープよりも駄目かもしれない。シュワシュワが気持ち悪さを倍増させる気がする。マッチの独特の味が好きだが気持ち悪くなるのを恐れて最近はあまり飲んでいない。マッチの500mlのペットボトルを一気に一本、飲み干したらヤバイだろう。僕にとっては【マッチ、一本ゲロのもと】なのだから。


マッチで思い出したのだが、僕は玉ねぎの味噌汁を最近よく作る。じっくり弱火で煮込むと優しい甘みが溢れ出してきて美味しくなる。あと、紫色した野菜ジュースにハマっていた時期があった。野菜ジュース感が少なくて、飲みやすいからだ。あとは有名なエナジードリンクも好きである。その有名なエナジードリンクの名前を間違ってレッドブルーと言っている人が周りにいた気がする。


レッドは赤で、ブルーは青だから、結局のところ紫色という意味になってしまうことになる。そのエナジードリンクは確か黄色かったと思うのだが。紫色した野菜ジュース。レッドブルーと誰かが読み間違えたエナジードリンク。と、なにかと僕の周りには紫色関連の飲み物が溢れている気がする。


僕をさりげなく弱らせるとしたら、着払いで僕にレッドブルーという名前を付けた特製ドリンクを送りつけてくればいい。そのレッドブルーという特製ドリンクは濁りきった紫色をしていて、おまけに強炭酸で、僕の好きなどの飲み物の類いにも属さない味をしているものとする。賞味期限も短く設定しておけばいい。貰ったものや買ったものを捨てられない人間で、ある程度飲めるものなら何でも飲んでしまう人間なので、それを大量に飲んでしまって気持ち悪くなって弱るだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ