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僕をさりげなく弱らせる方法  作者: 降井田むさし
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テレビと僕

テレビ番組はそれなりに見る。バラエティー番組は昔から好きで今も結構見ていると思う。ドラマも最近はよく見る。前はほとんど見なかったドラマを結構な数、今は見ている。


1時間のドラマを約10回に分けて楽しめる連続ドラマというものにハマってしまっている。テレビドラマばかり見ていると二時間ほどしかない映画が物足りなく感じる。最近だと録画して朝ドラをがっつりと見ている。始めからは見ずに何話かをところどころ見ることは前にもあったが最初からがっつりと見たのはこれが初めてである。


朝ドラを見ていると普通の連ドラも物足りなく感じる。朝ドラは15分ほどの短い時間ではあるが100話を普通に越える。なので普通の連続ドラマが物足りなく感じるのは普通かもしれない。


テレビ番組はほぼ録画で見ている。見たくない場面などほとんどないが、あった場合には飛ばすことが出来る。見たくないわけではないがCMだって飛ばすことが出来る。そして好きな時間に見られて用があったら止めることも出来る。だからリアルタイムで見られるものも自然と録画が増えていってしまったのだ。


番組の間のトイレに行けないくらい短いCMはやめてほしい。番組の間のカップラーメンが出来上がってしまうくらい長いCMもやめてほしい。バラエティー番組の間に流れる他のバラエティーの内容ネタバレCMもやめてほしい。その時に放送しているバラエティーがCMにいくときにCM明けの内容を普通に流す、ネタバレ予告もやめてほしい。


今まで気になっていなかったのにテレビの上部に貼られたテレビのキャッチコピーみたいなものが急に気になり出して番組に集中出来ないときがある。ニュース速報の音がデカすぎて後ろに倒れ込んでしまったことがある。そしてこんなに便利な世界になったというのにテレビのリモコンが反応しなくて叩いて直そうとしてしまうことがある。


僕をさりげなく弱らせるとしたら、僕の家にあるテレビの上部に貼られたテレビのキャッチコピーみたいなものを同じような字体の僕への悪口に張り替えてしまえばいい。あと僕の家にあるテレビにニュース速報の音が二倍の音量になる細工を施すのもいい。あと僕の家にあるテレビのリモコンを反応が悪いのはそのままにして、リモコンを軽く叩いただけでも壊れてしまう脆い素材にかえてしまうのもいいだろう。

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