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僕をさりげなく弱らせる方法  作者: 降井田むさし
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午前6時と僕

11時に僕は寝る。それは午後の11時で、正確には23時だ。その時間に寝れば朝に早く起きられるのは当然だ。起きられるというか目が覚めてしまう。寝るのが好きだが、目が覚めたらもう一度寝ようとは思わない。


僕は目覚まし時計やアラームというものを最近使っていない。小学生以来使っていないと思う。大きい音が苦手なことと、鳴る前に自然と起きられることが多かったことで使う必要がなくなった。自然に起きるのが一番気持ちよく起きられるのではないかと僕は思う。


寝ているので意識はしていないが午前6時前後のいい時間にいつも目が覚める。何回か途中で目が覚めてしまうこともあるが、午前6時にぴったりと起きられているので凄い。僕は、同じ時間に寝れば同じ時間に起きられる説は本当だと思う。


ある日、目が覚めて何時だろうとデジタルの時計を見てみると、6時より早く目覚めてしまっていて時計には4:4444という数字があった。目覚めた時間が4時44分44秒というのはその日1日が思いやられるほどのショックを受ける。


AMが何の略か知らないが、別に知りたくもないし、知ったとしてもそれほど驚くものでも無さそうだから、特に調べない。6時は時計の針が縦一直線になるという情報くらいAMの意味なんてどうでもいい。


僕をさりげなく弱らせるとしたら、高架下くらいの音量の目覚まし時計を午前4時44分にセットして僕の部屋の中にどうにかして潜り込ませることだ。それか僕が使っているデジタル時計の画面に【4:4444】というステッカーを夜中にどうにかしてバレずに貼ると弱る。

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