やりがいと新たな名前
行き当たりばったりすぎて登場人物のキャラ忘れました_| ̄|○
(てか、相変わらず絡まれなかったな・・・まぁ他の街とか行けばそのうち来るだろ)
今回の報酬は金貨4枚と銀貨2枚。一般家庭なら1年間は余裕で暮らせる金額だ。
イツキは今後のことを考えていた。最終定期な目標は国を作ることだが、他にも日々積み重ねる目標が欲しい。ステータスは既にカンストしているため、レベルを上げても意味がないうえにスキルも自由に作れる。
かといって無効系スキルを外し、ステータスを下げて命をかけるようなことはしたくない。
(どうしたものかな・・・)
『2つ提案があります。一つ目は魔物を使役に育て、上位種族を目指すこと』
(ん?上位種族?)
『はい。ゴブリンキングはゴブリンの最上位種族です。ただ、マスターの膨大な魔力を貰いながらゴブリンが成長すると何に進化するか不明です。なので色々試してみるのもいいかと』
(なるほど、なるほど。んでもう一つは?)
『成長する武器を作ってみてはいかがでしょう?マスターは既にどんなに武器が弱くても負けることはありません。言ってしまえば、何を使っても同じということです。そこで成長する武器です。魔物を狩ることで成長し、切れ味の上昇や新たなスキルを覚える。そんな武器を作ってみてはいかがでしょう?』
(うーん、魔物を育てて新種族を作るのもいいし、武器を成長させるのも楽しそうだな・・・うん!取り敢えず武器を作るか。ゴブリンだとこの辺じゃあ育つ前に死んじゃうし)
取り敢えずやることを決め、今日も同じ宿に泊まる。
(そういえばフェンリルもどうにかしないとな・・・異空間だと意思疎通ができないし、何もないから退屈だろう。やっぱり小さくなれるスキルを作るか)
宿に向かいながらそんなことを考える。
翌日、イツキは早速昨日の森へ向かった。
「おはようフェンリル」
「うむ」
「フェンリルって呼び辛いから名前つけないとね。それと小さくなるスキル」
「我のスキルを増やせるのか?」
「うん、昨日作ったよ"スキル創造(他者)"」
「そうか・・・」
「スキル創造!対象フェンリル、効果は自分のサイズを小さく出来るスキル」
"対象フェンリル<縮小>スキルの創造に成功しました"
「うん!これでよし。試しに小さくなってみて」
「わかった」
そういうとフェンリルはみるみる小さくなっていき、最終的にはネズミほどのサイズにまでなった。
「ふむ、これが限界のようじゃ」
「十分、十分!これで異空間に入る必要は無くなったね」
「ふむ、確かに異空間は何もないからのう、退屈には慣れておるが折角従魔として人間の国まで来たのだ、もっと楽しみたい」
「あとは名前だけど・・・うーん、フェン、リル、フェル、フェリ、それともヴァナル、ガンド?うーん・・・この中だったらどれがいい?」
単純に略したものや、元の世界の神話に出てくる別の名前を挙げてみるが、イツキにはどれもイマイチな気がしてしまう。
「リル以外であればなんでもよい」
「じゃあありきたりな"フェン"でいこうか!今からフェンね!」
色々出したが結局もっともポピュラーなものにした。
「うむ、我の名はフェンだ」
「よし、名前も決まったしいよいよ本命のドラゴン退治といきますか!
「メーティス!座標よろしく」
『炎龍の住処に座標指定しました』
「了解!じゃあいこうか」
そう言って炎龍の元へ転移を使った。
登場人物達の性格(口調等)が安定しないのでそろそろ真面目に考えます。
大陸の地図を作ります。
それに伴って地域ごとの特徴を決め、ストーリーとして出したいと思っています。