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新たな仲間(チート)


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フェンリル (オス) レベル342


職業ー神獣


体力ー456500

魔力ー313000

筋力ー560000

魔攻ー323000

敏捷ー640000

器用ー340000

魔耐ー360000

物耐ー360000


<スキル>

人語理解・結界(超)・炎属性魔法(神)・風属性魔法(神)・巨大化・神速・咆哮・威圧(神)

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「神獣って・・・しかもでかすぎだろ!!」

目の前に現れたのは神獣フェンリル。威圧感も半端ではないが、とにかくでかい。10mは余裕で超えるだろう。


 フェンリルがイツキを見ながら大きな口を開く。

「我を召喚したのは貴様か?」


「えーと、はいそうです。」


「我の召喚に成功したことは褒めてやろう。だが、従魔契約するかどうかは別だ。我と契約したければ、それに相応しい力を示せ」


「力を示せ、か。 じゃあ早速!」

  "お座り" 

 神言を発動し命じる。神獣とはいえ、神言に逆らえないフェンリルはお座りをさせられる。


「な!?体が勝手に!」


「どんどんいくぞ!」

 "お手" "伏せ"


 フェンリルの体が指示通りに動く。

「一体どうなっている!?なぜ我の体が勝手に!!」


「俺のスキルの一つ<神言>の効果だよ!」


「<神言>だと?そんなスキル聞いたことないぞ!」


「そりゃそうさ、俺が新しく作ったスキルなんだからな!」


「スキルを作っただと!?何をバカなことを!」

 フェンリルがこういうのも当然だろう。スキルを作るスキルを持っているなんてことはそう簡単に信じられるわけがない。


「ステータスオープン!ほら見せてやるよ、俺のスキルとステータス」


そこには減ってなお400万以上ある魔力と、999万という馬鹿げた数値。それと強力すぎるチートスキルの数々が表示されている。

 これを見たフェンリルは口を開けたまま固まってしまった。


「おーい、大丈夫かー?」


「あ、ああ、大丈夫だ、すまぬ」


「で?力示せたかな?」


「十分だ、十分すぎる。なんて馬鹿げた能力だ・・・契約する必要あるか?お主にできないことなどないであろうに・・・」


「背中に乗せて歩いてくれる旅のお供が欲しかったんだよ!だから早く契約してくれ、今日はもう色々疲れたんだ」


「ああ、わかった。では我の体に触れて"契約"と言ってくれ。それを我が受け入れれば契約できる。」


「了解!」

 そう言ってフェンリルに言われた通りにする。

 一瞬フェンリルが光ったかと思うと、感覚的にフェンリルと繋がった感じがした。


「これで契約完了だ。だが我はでかくはなれるが小さくはなれぬ、お主が街にいる間はどうすれば良い?」


「ちょっと待て」珍しくイツキが慌てる。

「今の状態は巨大化を使った状態じゃないのか?」


「何を言っておる、巨大化を使えば今の10倍近くでかくなるぞ」


「は?え、なに巨大化使えば100m超えるってこと?なにそれ、ゴ◯ラかよ・・・」


「ゴ◯ラが何かは知らぬが、100mは超えるな」


「思ってた以上にやばいの呼んじゃったな・・・まぁいいか! 街に入るのは問題ないぞ。 <異空間>もあるし、いざとなればスキルを渡すスキルでも作って、小さくなるスキルを渡せばいい。」


「本当に馬鹿げたスキルじゃ」


 こうして無事に旅の仲間(チート)が増えた。

「さて、ギルドに行きますか」


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