第8話・ハイドラ商会・青い龍・免除
モルド
「シルバ本当に申訳ない!ハイドラ商会が裏で動いていたとは思いもしなかった。全ての責任はオレに在る申し訳ない本当に.....」
「別に良いよ!兄貴がこれから報復するんだろハイドラ商会とかに?」
モルド
「報復はするが!冒険者ギルドが置いて行ったこの書類の中身等を検討してからだが、潰す必ずな。話は変わるがそもそもモルド商会は俺の爺さんのモルドが作った商会で昨年死んだ、俺の親父から受け継いだ俺で三代目だ!そして親父がハイドラ商会と昔売買での競争で勝ち今の地位を確立した。それで3年前にこのモルド商会を継いだばかりの俺でも商人ギルドの副会長になれたと言う訳だ!ハイドラ商会は昔の事を忘れないで逆に恨んでいたと言う事だ!カナリ商会が傾いたらしい」
「馬鹿だね!昔の話を蒸し返す何て!」
モルド
「それと冒険者ギルドの件はどうする?」
「金貨5万枚に試験無しでAランクに登録それに施設の無料での仕様?全て入らないよ!強制召集の免除が有ればそれで後は兄貴に任せる以上」
モルド
「分かったよ、全て任せて貰う事にする」
「さわ姉!庭で魔法を見せて?気になる事が有るんだけど良いかな?」
さわ姉
「あら!何でしょう?今からでも行きましょう」
「うん御願い」
場所を移動し庭移動した
「さわ姉!フャイヤーボールを見せて欲しいんだけど?」
さわ姉
「それだけで良いの?」
「それだけじゃ無いけど最初に見せて?」
・真っ赤な炎のフャイヤーボール!ヤッパリだ。
「さわ姉さ!フャイヤーボールに空気を送り込める?」
さわ姉
「ン!やってみますね!」
・フャイヤーボールに空気が集まり、青くなってきた!さわ姉が!驚いている
さわ姉
「これは!.....」
「やっぱりだ!有難う、さわ姉分かったよ、皆は理解してないんだ!」
さわ姉
「何を理解してないの?」
「ウ~ン!火を燃やすのに必要な三つの物って!分かる?」
さわ姉
「?.....考えた事も無いですね?」
「火を燃やすのに必要な物は!1.熱源(火属性のスキル) 2.燃やす物(魔力) 3.空気の三つだよ!そこで空気をいつもよりも多く送り込んで炎の火力を上げたんだよ。ここまでは良いよね?」
さわ姉
「ええ、それは何となくですが....もう少し詳しく教えて?魔力を多く消費して火力を上げていましたが?」
「例えばだけど!鍛冶師の炉で火を起こして!そこで熱が必要になるし、次に燃やす物が必要になる!木を燃やすけど木自体が燃えるんじゃ無い、燃えるときにガスが出てそれが燃えるんだ!そこに石炭を燃やすのに空気を送り込んで石炭に火力を強くするんだ。説明仕方がおかしいけど分かって貰えたかな?」
さわ姉
「ええ!分かったわ火力を上げるのには、空気を送り込んで火力を上げるのは実際にやってみて分かったし研究しなくては?」
「グロンズのトコに行けばより分かると思う!」
さわ姉
「確かに、鍛冶師の炉が一番分かりやすいかも!行きましょう」
「エッ!今はやってないよ、俺が火竜を倒したらその材料を使って、太刀を作る相談してるし?」
さわ姉
「仕方が無いですね!フャイヤーボールの変化はドレ位になりました?」
「さわ姉!自分の才能が怖いヨ!」
例の火竜を再現した!
さわ姉
「確かに火竜ですね!燃えてますし完璧です!青い龍?高温ですね、もしかして剣術より魔術の才能が......」
「エッ.....」
そのまま解散した。
デルタさん付き合ってもらい、例の店に一番美味い酒を購入しに行きその帰り道に!ハイドラ商会の場所を教えて貰い帰宅した。
夜中に!ハイドラ商会に忍び込んだ!何故?それは今の家族に俺に迷惑を掛けたから(剣術よりも魔法が得意と言われオレは......憂さ晴らしに).....店内の物に蔵の中の物全て掻っ攫い!人が居るかは闘気で分かるので誰にも会わずにと言うよりも!警備してるのは残念な事にゴロツキ等の低ランクの者しか居なかった。もうする事が無いので転移し自分の部屋に戻った。憂さ晴らしそれだけ.....
朝食時に!
「アニキ!何かハイドラ商会に泥棒が入って!品物が店の中から無くなったらしいよ」
モルド
「耳が早いナ!オレは今聞いたよ、ふっふふアハハッハハ」
さわ姉
「危険な真似は駄目ですよ!今日は特別な魔法を教えますね?」
「ウンそれと!祝いの酒を昨日買ってきてるから、夕食後に飲もうよね」
庭で!
さわ姉
「シルバに教えるのは魔法創造のリバース!です。回復魔法の応用ですが!欠損した腕や足を元に戻す魔法ですよ。」
「俺は今!リフレッシュって言う名の完全回復魔法を作ろうとしてるけど!それと同じかナ?」
さわ姉
「同じですね!驚きましたが!流石は私達の弟です!!それは想像力が全てです。イメージトレーニングで決まりますよ?私は自分の腕や足を最初にナイフで差して傷付け回復し、一秒以内に傷が完治すれば次に爪を切り元通りに、次に指を切り元に戻すこれの繰り返しですよ。もし気になった事が有って自分で出来ない時は言ってね、ポイントを押しえますね」
「分かった!姉さん!」
さわ姉
「初めて!姉さんって呼んでくれましたね!嬉しですよ!今後はその呼び方でね!フフ」
ルンルン気分で何処かに行ってしまった.....
山に転移し火竜と名付けた、フャイヤーボールを木に向かい放つがその後方に在る!デカい10メートル程の岩が粉々になった!レベルがアップしたな!魔術の才能?
スキル
時空魔法・火属性・回復魔法・魔法創造・闘気・空間魔法・転移魔法・土魔法を会得し!イヤ土魔法はまだ初心者レベルだ!
三日後
モルド
「シルバ!冒険者ギルドと話は付けて来た!内容はお前が言っていた、強制召集の免除に金貨12万枚それとギルドカードの更新は副ギルド長か!ギルド長が直接行う、これはシルバに対して全ての冒険者ギルドでの基本ルールになったし他にはシルバは機密扱いだ!どうだ」
「は~い!了解それで御願いします。それとお金は入らないから兄貴に預けるよ」
モルド
「分かった!預かるがソロソロ決算だから、シルバに配当金を支払うので使い道は?」
「太刀を作るのに必要な金貨が有ればいいけど?」
モルド
「何か欲しい物は?」
「.........?....姉さんに何か買うかなプレゼント!兄貴には酒でいいから....」
モルド
「おれは酒って」
さわ姉
「ナニを買ってくれるの?今から行きましょう?」
「了解!兄貴には酒買ってくるからジャ」
・バルトの町を散策していたら姉さんが絡まれ!即効でそいつらをブチノメシ!試しにリフレッシュを掛けてみたら完治したのでまたブチノメシその場から立ち去った。何を購入するか色んな店を見て周りその日は何も購入しないまま帰宅した。
・モルド商会の中を店内を品物を物色して見ていたら!魔晶石?下級と上級が有ったので効果を聞いた?魔晶石は自分の魔力を貯める事が出来そして魔力の回復に仕様出来るらしい!確かハイドラ商会の物の中に大量に有ったのを思い出し、試してみる事にしたが!詳しい話を聞かないと無駄な時間を取られてしまうので姉さんに聞くのが一番だな魔導士だし。