第7話・アニキ・さわ姉・切れる
おはようございます、明日も投稿します。
モルド商会での朝食
モルド
「おはようシルバ、例の情報が漏れたぞ食べ終わったらギルドに行くか?」
「勿論行くよ、アニキも同伴してくれんの」
モルド
「勿論行くさ、やるなら徹底的にやるぞ。と言うよりも俺の存在だけで何も言わなくてもな~」
それから冒険者ギルドにデルタさんと護衛付きの馬車で向かった。
冒険者ギルド内の受付嬢の前で!
モルド
「ギルドの長に会いたいのだが、私は商人ギルドの副会長モルド商会のモルドです」
受付嬢
「はい、かしこまりました」
(表情は硬い、自分のした事が分かったのだろうか、オレが居るからな)
そこから応接間に案内され!部屋の抜け穴に5人居る!消すか?
親父が入って来た
ギルド長
「モルド副会長申し訳ない、お待たせした!それで何の用事ですかな珍しいですね?」
シルバ
「シルバと言います。スイマセンが私の事で今日は来ました」
ギルド長
「ギルド長のゴッサムです。それで要件とは?」
「冒険者ギルドは冒険者ギルドに所属する、冒険者個人の情報の全てを秘匿し口外しない事ただし!冒険者個人のランクに関しては例外とする。間違いは有りませんね?」
ギルド長
「間違いないですね」
「それでは何故!私の個人情報が町に出回ってるのですか?私がレベル27からレベル72に上がっていると!それも短期間にレベルアップし尚且つ、この黒刀に黒髪にその容姿!そしてモルド商会の関係者で有る事をそして倒して来たモンスターの種類に数を何故正確に?私はこの建物の中でしかギルドカードを受付嬢以外に見せていません勿論!モルドさんにも見せていませんから。説明をお願いします。それと受付嬢は3番のカウンターに此処に来る前にいました以上です」
ギルド長
「モルドさん間違いないですか?」
モルド
「間違い無い、私はカードを始めて会った時にしか見てない。これに関しての説明を納得できる説明を聞かなくては帰れません。それにもしこの件を有耶無耶にするのであれば対抗処置を講ずる事になります」
ギルド長
「そうですか?受付嬢は3番のカウンターですね?誰か!セウリを連れて来てくれ」
「それと!隠れてる5人は寝て貰ってますので!この会話に必要ないので」
ギルド長
(一流!それも超一流の素質は有り過ぎだ....そこの5人は一流の暗殺者だぞ!それにしてもいつの間に?)
セウリ
コン・コン!「セウリです失礼します」
(良いね!緊張してる声だ)
ギルド長
「セウリ君、単刀直入に聞きますが!この冒険者ギルドの個人情報を外にリークしたね。このシルバさんの個人情報ですよ?」
セウリ
「.......」
ギルド長
「無言は認めると言う行為だぞ?良いのかね?」
セウリ
「.......」
ギルド長
「愚かな......シルバさん!真に申し訳ありませんでした。事実と確認しました!この件に関しては詳しく調査し後日改めて謝罪の場を用意させて貰います。それにモルト副会長この度は貴方にまでご迷惑を謝罪しか有りません」
「それでは後日にお会いしましょう。失礼します」
モルド
「分かりましたそれで良いでしょう。それとシルバは私の弟ですし我が家の家族ですので!お間違いの無い様にそれに次はモルト商会で説明を受けたいですな?訳の訳の分からない方々が聞いている場所は、好きでは無いので失礼します。」
(受付嬢はカナリ顔が青くなってたな!自業自得だから同情はしないけど)
帰りの馬車の会話
「アニキって!顔役何だな?」
モルド
「何だ急に?」
「アレだよ!ギルド長の顔がと言うよりも!身体の緊張してたのがね!」
モルド
「ン!身体の緊張?分かるのか?」
「分かるよ、スキルの中に闘気って有るんだけどさ!それで見ると直ぐに分かったよ。5人隠れていたのもそれで分かったしね」
デルタ
「失礼!闘気スキルを習得してると?」
「ハイ!持ってますよ、低いレベルで覚えましたが....レベル20以下だったかな?」
デルタ
「何と羨ましいですな、ホントに」
(デルタさんそんな物欲しそうな目で見ないで下さいよ)
モルド
「闘気スキルか.....隠れているヤツを探すのか?」
「生命力みたいだよ!ベットの上で前に闘気を使い切ったら記憶が無くてさ、朝にはベットで寝てたしね!3回やって3回とも同じだったから...それと身体の強化が出来るし闘気を拳や足に集中させて殴ったりするとサイクロプスも殴り殺せたよビックリしたよ」
(闘気は前の世界の氣だ)
モルド
「怖いナ!」
「それと!隠れても分かるんだよね、最近だけどそれが分かったかな!半径130メートル以内なら何処に生き物が居るか分かるしでも気配を消してると分からない?、20メートル以内なら全てじゃ無いけど何だその.....う~ん....オーラが見える?違うな見えるんだよ!イヤ違う感じる!イヤ分かる何処に何が居るかだな!」
「「何を言ってるか!分からん」」
「オレも良く分からん?以上」
「「......」」
デルタ
「兎に角!便利だと言う事?」
「そうです」
モルド
「でもだ!いつの間に5人倒した?」
「企業機密です!それに屋敷に着くよ」
それからは!トレーニングをしてたが!何故かイライラが増大し爆発しそうだったので憂さ晴らしに!転移魔法で山に行きモンスター狩りを再開?」
朝方までモンスター狩りをしていたが!ドラゴンに会ってしまった!!!!体高が15メートル以上?でもコイツは火竜だ!ヤバすぎです。
転移魔法で後ろに飛び!切りかかり表面の皮しか切れない!直ぐにまた飛び相手の様子を見るが怒ってるよ、オイオイ勘弁してくれよ...ホントにさ...それから3時間程戦い(恐らくその位の時間)こんなバカデカい気なんて信じられんぞ!切っても切っても皮しか切れん!しかも尻尾ブン回して怖い破壊力が半端では無い直径2メートルはある木は粉々に。左腕が千切れるかと思ったあの尻尾を掠めた時に取り敢えずはヒールで直したが!
体力が残り約二割位か!闘気を太刀に込めて切る?出来るか.....ん!......
戦う理由が有るのか?
逃げよう!転移魔法で屋敷に
「此処は!屋敷の俺の部屋か!ヤバかったな俺は強くなったと思っていたが、チキン野郎だな.....]
その後にシャワーで汗に汚れを落とし、ベットで爆睡し
エルレラ
「おはようございます。朝ですがまだ寝てますか?昨夜は遅かったみたいでしたので?」
「起きますよ!着替えてから朝食食べます」
エルレラ
「はい!分かりました。」
モルド
「おはよう!昨夜は遅かったみたいだな?」
さわ姉
「寝不足は肌に悪いですよ」
「は~い!気を付けます」
モルド
「で!何処に行ってたんだ遅くまで?」
「ん~とね!火竜と戦っていたよ、強すぎて逃げて来た!」
モルド
「火竜!成龍か?」
「タブンね!体高15メートル以上だったよ。強すぎだったよホントにだからトレーニングしてリベンジする」
モルド
「またヤルか?好きにしろそれでもだ!戻ってこい良いナ、俺達の大事な弟何だからな」
「了解!それとレベルが80になったよ!この辺りのモンスターは殆ど居ないかも?またアソコに倒したモンスターを置いて行くね!食べたらグロンズさんのトコに行ってくるからさ、心配はしないでレベル100迄はトレーニングして身体のレベルアップするよ」
さわ姉
「それでは沢山食べて元気にならないとね!精神的にも魔法の訓練は私が教えますね!」
「ン!」
モルド
「あれ?教えて居なかったか?さわは魔導士だぞ!」
「魔導士?」
モルド
「知らんのか!攻撃と回復魔法を使いこなす者を魔導士と呼ぶぞ!そして我妻は魔導士だ!」
「さわ姉!ホントにグロンズさんのトコから帰ったら教えて?」
さわ姉
「良いですけど!厳しいですよ覚悟は有りますか?」
「無論」
さわ姉
「楽しみね!帰ってきたら始めますよ、さぁ食べましょう」
「ハイ」
朝食後にグロンズさんの弟のエイドルさんの工房に行き、昨夜の話をした!そして太刀の刃が欠けているので研ぎを依頼し!火竜を倒した時にその材料で新たな太刀を制作を依頼した。
二人は火竜の材料での制作に付いて話をしてる!もう既に俺の話は聴いていない.....一人寂しく帰宅?
屋敷内の庭!
さわ姉に言われ訓練中でアル...魔力制御の!
言われたのは!10本の指に火球を1.5センチの大きさで10時間キープそれが最初の課題だった。
そして三日で課題をクリアした!
四日目!
火球の変化!何でも良いので丸い状態から別な形にする事!それだけ?聞いても教えてくれないので!ムカつく火竜の形にと.....しかし良く考えたら結構カッコイイかも!と言う事で現在訓練中でアル。
そして!午後には冒険者ギルドの長ゴッサムに副長二人に護衛に5人に問題児のセウリがモルド商会に来た...
応接間でアニキとさわ姉と俺三人で待っていた。
そして案内され今に来た!
ギルドの長ゴッサム
「失礼します。」
モルド
「取り敢えずお座りください」
(兄貴ってこんな冷徹な顔も出来るんだ!ウォ!!!さわ姉の魔力がどんどん上がって来てる?)
ゴッサム
「失礼します。その前に今回の個人情報の漏洩の件ですが!冒険者ギルドとして全面的にこちらに非が有り謝罪と今回の件に付いての説明を.....させて頂く機会を作って貰い有難うございます」
(オォ~!さわ姉の魔力がゴッサムさんに突き刺さってるぞ!怖いぞ....俺もしかして恐ろしい方に魔力の訓練頼んだのか?)
モルド
「それでは説明をお願いします」
(ン!他の人は無視?ゴッサムさんしか見てないし・さわ姉は魔力ダダ漏れ状態だし副長の二人は冷や汗が!受付嬢倒れそうだし!意識あるのか?)
ゴッサム
「それでは、今回の件は受付嬢に対する冒険者ギルドの教育不足に、それに付随する職業に対する意識不足・仕事に対する責任の重さに対する認識の欠如・個人情報に対する重要性の認識の甘さです、個人情報の漏洩は冒険者の生命に直結するギルドが一番大事にしなくてはイケない情報ですそれを今回漏洩させてしまいました。全て我々上層部の管理不足です」
モルド
「それで?」
(ウォ!間髪入れずに完全に商人の!副会長の顔か?他は冷や汗で凄い事になってるし、ハンカチが完全にビチャビチャだな!...受付嬢これは立ったまま気絶してるな...器用な人だなこの人....ゴッサムさんはそれでも組織の長だなキッチリと対応してるし!でも途中から難し過ぎて話が良く分からん!オレ16歳だし.....後でアニキに聞こうでないと分かんない?)
ゴッサム
「.....はい!この情報の漏洩の背景には、モルド商会にも関係しています。受付嬢に情報を引き出させた者を捕まえ吐かせました!その男は彼女を口説きシルバ殿の情報を引き出し、そして密かに仲間達と情報収集を以前から行い密かにシルバ殿の情報を町に流しました。それと剣を奪った者には金貨5000枚の報酬と交換すると!相手は言いにく」
モルド
「誰だ!」
(兄貴キィツ)
ゴッサム
「ハイ!...ハイドラ商会です。以前にモルド商会に大損させられたと!騒いでいましたので簡単に情報が入りました。それと今回の情報の裏は取っております以上で報告とさせて貰いますが!責任罰則ですが?受付嬢は犯罪者としてこの町の兵士に引き渡します。冒険者ギルドとしてはシルバ殿に対して金貨5万枚に試験無しでAランクに登録これは実績が有りますので、それに施設の無料での仕様ですがいかがですか?」
モルド
「分かりました。その条件で検討して見ますので!今日はこのままお帰り下さい」
(兄貴も怖いナ!怒らせるの暫くは止めよう....)
ゴッサム(副長)
「「「ハイ!今回は申訳有りませんでした」」」
(受付嬢は引きずって行った)
アニキに!さわ姉にはなるべくだが、逆らわい事に仕様ウン!