第60話・オリビア神国軍・ウルダムア帝国・当主としての重圧
絶対的な魔力
オリビア神国軍
要塞城壁上
総大将バーナバス・フォン・ダニエル将軍
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
副大将ジェイク・フォン・エンダース 将軍
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
「北のザーブル要塞か此処がかなり聞いてた規模とは違うな」
総大将バーナバス・フォン・ダニエル将軍
「おいおい、最新の報告書を読まなかったのか頼むぞ」
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
「悪いな兵士達を鍛えるのに必死で読まなかった、お前らが読んでるから大丈夫と思ってな俺は脳筋だから難しい事はたのむ」
副大将ジェイク・フォン・エンダース 将軍
「お前らしいよ本当にだが気合いを入れろ、此処にシルバ・フォン・コラフェイス大公がいるんだからな」
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
「シルバ・フォン・コラフェイス大公殿かイルステンの仇だ....スマンが奴だけはオレに殺させてくれ功績も恩賞も何も入らん奴の首だけはオレの手で必ず」
総大将バーナバス・フォン・ダニエル将軍
「分かっている、お前の親友イルステンだったからなソコは自由にしてくれしかし作戦には従ってくれよ」
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
「分かってる先陣でも汚れ役でも何でも言ってくれ」
親友のイルステン・フォン・ジバステン・オリビア神国将軍(先の戦いでシルバに切られ死亡)の仇を討つ事それしか彼に頭の中かには無かった、報復に燃える目が鋭くザーブル要塞の前に整列した敵軍を睨んでいたその中には無論シルバがいた。
「で、敵さんも勢ぞろいだね..オレの罠の発動が楽しみだね」
シルバの笑顔が冷徹で他の者達は背筋に冷や汗を欠いていた
ベッソン団長
「御屋形様、我らは見て居れば良いのですね」
「ウン、此処からだとそうだね先陣の先100メートル位だね罠が発動するギリギリの境は死ぬからこれ以上は前に行かないでね」
ノエル・フォン・ラマルト元公爵(シルバの副官)
「申し訳ありませんが、罠が有る事を悟られない為に装甲重装兵が重厚盾構えて並ばせて置けばいくらかは罠の存在を幾らかは隠せるかと」
ベッソン団長
「御屋形様、その方が良いかと思います」
「なら準備してね、よろしく」
ボルテス将軍(問題児軍団纏め役)
「では早速取り計らいます、オイ装甲重装兵を重厚盾構えて並ばせて置け五重になイケ」
それから二日間は神国の兵士が陣を張り見張りに要塞との交代で疲れを癒していたが三日目には陣形が凸陣形になり突撃を開始したが.....先陣が装甲重装兵の手前で突然消えて行った。
皆が何が起きたのか分からないままに神国の騎兵が転移して行ったのだ場所は
バン近侍衆頭
「御屋形様....転移魔法...ゲートですかこれは」
「ウン、今頃ウルダムア帝国の砦を攻めてるよ」
ボルテス将軍(問題児軍団纏め役)
「ウルダムア帝国の砦をですか」
「ウン、昨日オレの情報部から連絡が有ったんだよね、何かこの国を攻める準備をしてると言ってたからね、本当は魔の森に送る予定だったけどさ行先なんか直ぐに替えれるしね」
エルマ将軍
「では.....神国はウルダムア帝国に喧嘩を売ったと言う事ですな」
「ウン、ウルダムア帝国の北部の砦だからセルゲイ王国が嵌めたとは思は無いと国務尚書が言ってたよ確認はして来たから、それにオレの領地は対ウルダムア帝国戦に備えて準備出来てるしタイロンが総大将として構えてるよ」
デパル将軍
「ソコまで考えていたのですか、恐ろしい読みですな」
「違うよ、セルゲイ兄ちゃん(国王)の感で動いただけだから大した事無いよ」
軍師イハル・フォン・パウエル伯爵
「陛下は感で危険と言っただけですが、今回の作戦は御屋形様が考えて実行した作戦ですぞ、我々は補佐に徹しただけです」
ラデル将軍
「恐ろしいですな、しかし敵が消えずに向かってきますが」
「次の罠が有るから大丈夫だよ見てて」
神国軍は前方が土煙で見えない状態では前に進むしかない騎士は兵士は命令も馬の足音に甲冑の擦れる音に消されて前方に突然できた、深さ150メートル幅50メートル長さ1200メートルの穴に突撃していた。
神国側からは見えない土煙だけでアリ先陣の状況が分からない上層部であった。
軍師イハル・フォン・パウエル伯爵
「御屋形様これは二段重ねの罠ですか」
「ン、三段だよ先鋒の12万はウルダムア帝国に喧嘩を売りに行ったけどさ、次は落とし穴に落ちてるしね46万人は多いけどやり方一つだよねマァ~見ててよね」
将軍達に幹部クラスは声が出ず、唾を飲むだけであった。
(恐ろしいナこの方は敵に容赦ないとは聞いていたが此処までとは)
その頃ウルダムア帝国の砦では訓練が行われていた、ソコに重厚騎兵が突撃を掛けウルダムア帝国の騎士に兵士達は驚き何も抵抗出来ないままに殺されて行った...神国騎士は変だと思いつつもシルバの罠と思い込み目の前の敵を殺していた.....その日のうちに砦は落ちたが、神国騎士達は事実を知った時には頭を抱えていた
ザーブル城
「これで30万くらいは居なくなったね、第三段も行きますか」
エルマ将軍
「シルバ副国王様、次は何を仕掛けるのですか」
「ゴーレムが突撃するよ」
神国軍の本陣とその守りを固める騎士に重装兵士の両端からケンタウロス5000体が計1万が勢いを付けて襲いかかるが、神国が両端のケンタウロスの軍勢に気に取られていたが、その上空30メートルに1万3千体のゴーレムが突如現れ空は暗くなりバスターソードを神国兵に叩き付けた。
エルマ将軍
「悪夢だ.......」
他一同は固まり一方的な虐殺を見ていた...ただ神国兵では無く、人が殺される光景をただ.....
ゴーレムはそのまま神国兵を殺し続け、日も暮れて辺りは暗くなりシルバはライトの魔法を使い10センチ程の光源が300個程が夜の闇を打ち消し昼と変わらない明るさになっていた。
ゴーレムは要塞にも突撃し次の朝までに生きている人間は居なかった。二人を除きそれは副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍と副大将ジェイク・フォン・エンダース将軍だった。
総大将バーナバス・フォン・ダニエル将軍が最後に二人を逃しゴーレムに立ち向かったが最後には数に押され殺されてしまった、朝方には戦いが終わり神国副大将二人が何処からか現れた、シルバ達の前に.....
副大将ジェイク・フォン・エンダース将軍
「俺はガイスカ・フォン・ガメロだオリビア神国将軍だ、ここまでヤラレては逆に清々しいなだが総大将まで殺やられては面子が立たないシルバ・フォン・コラフェイス大公に一騎打ちを所望する」
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
「俺はジェイク・フォン・エンダースだ、死んだ者の仇をイルステン・フォン・ジバステンを覚えているか先の戦でシルバ・フォン・コラフェイス大公貴方に殺された我が兄弟(親友)だそのカタキと46万の味方の仇だ真剣勝負受けて貰いたい」
シルバは静かに馬を降りそのまま二人の前にユックリと歩を進め対峙した
「シルバ・フォン・コラフェイス大公です、この勝負受けますが何方から来ますか」
副大将ガイスカ・フォン・ガメロ将軍
「有りがたい、オレからお願いしたい宜しいか」
「何時でもどうぞ」
それは一瞬で決まった、ガイスカ・フォン・ガメロ将軍が動いた瞬間にシルバも動きすれ違い際に居合でバスターソードは半分になり首が飛んだ
ジェイク・フォン・エンダース将軍
「流石ですな、ガイスカを一瞬で倒すとは次は私が行きますぞ」
睨み合いが続き、シルバ5メートルの間合いを一気に縮めて太刀を振り下ろす、ジェイク・フォン・エンダース将軍は受け止めようとするが太刀には高密度の闘気が纏ってありそのまま左肩から身体を切り裂いた。
神国軍は此処に全滅した。
将軍達は唖然とし悪夢を見てるとしか思えなかった。
「敵は全滅しました、将軍の首は国王に届けますそれと穴も直しておきますので総大将の首を探して下さい。今日一日は休憩にしますが明日は進軍しますのでしっかりと身体を休めて下さい、敵の死骸は焼き払いますので私は少し休みますその後に国王に報告に行きますので何人か付きあって下さいね、昼過ぎに転移魔法で移動ですそれでは後を頼みます」
シルバはザーブル城の自室に戻り.....泣いていた、如何に敵でも40万者人間を殺した事、この世界に来てからは100万人は殺している、分かっている自分がしなければ見方が死ぬ事をそれはもっと辛いが段々と人を殺す事に罪悪感が無くなって来ている事が余計に悩み苦悩していた。
二人はベッソン団長の個室で酒を飲んでいた
ベッソン団長
「お前が言いたい事は分かっていると思うが、これだけは何も出来ないが何か出来る事はアルか」
バン近侍衆頭
「無いだろうが、俺達は変わらずに御屋形様に付いて行くだけだ何も変わらずにナ、今迄通りにそれが一番だと俺は思うがコラフェイス大公家の当主としての重圧はあの方にノシ掛かっているだろうな我々が想像も出来ない位に....」
ベッソン団長
「ああ~、そうだろう、昔は爵位を得て上にと思ったが今は.....」
バン近侍衆頭
「上に立つとは重圧に耐える事だ、何時もは楽しそうにしているがそれは重圧を跳ね返そうとしているのだろうな今なら分かる」
ベッソン団長
「せめて俺達だけでも地獄までお供しないとな」
バン近侍衆頭
「御屋形様の部屋に行くか酒でも持って」
ベッソン団長
「それは良いナ行こうか」
それから二人はシルバの部屋に突撃し飲んで騒いだ、それを聞き他の将軍達も加わり宴会になった。
その後にシルバはこの気づかいが嬉しく感謝した皆に.......
シルバの自由行動
モルド商会
「ただ今~おひさ~」
サワ姉
「アラ久しぶりねどうしたの」
「テレーゼの顔を見に来た」
サワ姉
「アラマ残念、今寝たとこよ」
「ゲッ、マジで時間はアルから待つよ...アニキは」
サワ姉
「あの人は今会議中よ、ほらもう直ぐ王都で商人ギルドの総会がアルからその件でね」
「ン、でもオレの領地になってからは税金は納めないンジャないの」
サワ姉
「それはそれで商人ギルドの副会長でしょう忘れたの」
「........」
(副会長だったっけ覚えてないな、今使ってる椅子貰ってそれから.....制約の森にって、覚えてない)
サワ姉
「忘れてたのね、マァ~それとね聞きたい事が有ってね、ハリーの結婚祝いにねムーンストーンを送ろうと思ってるの明日オークションが有ってね、そこで出品されるからシルバの新領地のギルドが全てお金を出し合って競り落とすのよ良いでしょう」
「ムーンストーンってマジで......」
サワ姉
「何かしたの?」
「それ...オレが.....」
(ヤベ...言えんぞコレ)
サワ姉
「もしかしてシルバ貴方プレゼントする気だったの」
「ウン」
サワ姉
「でも..何でムーンストーンを知ってたの異世界から来て何処で聞いたの」
「エッ、タイロンに聞いたラグスもそれが良いってそんで持ってるし」
サワ姉
「持ってるの何で何処で手に入れたのアンナ物を」
「収納スペースに入ってたからかな」
サワ姉
「迂闊だったわ、それって確か以前にこの世界に来たシルバの居た世界の人の物が沢山入ってるって言ってたわねハァ~」
「そうだけどさ、なら別な物にするよ他に何かアルかナ」
サワ姉
「他にムーンストーンに張り合える物はドラゴンシロップ位ね、でも伝説の品物で現存してる物は無いのよ今は」
「ン、今はって事は昔は在ったんだね、何処で手に入れれるのか分かる」
サワ姉
「確かに有ったけど、100年位前に持っていた国が滅亡してそれからは表に出て無いのが本当の所よ、そんな物持ってたら普通は強盗や盗賊に盗まれるからね。ドラゴンから貰うこれが入手方法それしかわからないの」
「ドラゴンから.......じゃ~火龍帝に頼めば貰えるかナ」
サワ姉
「.....(今、火龍帝って知ってるの)」
「姉ちゃんねえ聞いてるの?......ダメだなこりゃ」
シルバはそのままテレーゼの部屋に行き泣いていたテレーゼと遊んでいた、サワが一人の世界から戻るまで。
シルバは転移魔法で自宅に行きアリエルとハリーはテレーゼと遊び、オレは特製アイスを作りテレーゼは美味しそうに食べていた(勿論母ちゃんとハリーも)、この世界にはアイスは存在して無かった為に食べる事が出来るのはオレが心を許す者だけが食べれる特権でアルのだ。
次話に続く




