第10話・新しい太刀・盗賊・妊娠
・今日はいよいよ!打ち直した新しい俺の太刀の完成、俺の手に戻ってくる日だどんな物になってるのか楽しみで仕方が無い。工房が見えて来た!心が躍る自分の未熟な腕の為に刃を欠けさせてしまった太刀どんな感じに生まれ変わったか.....
そして!
・転移魔法で山中に移動し、この生まれ変わった太刀の試し斬りと闘気を太刀に乗せて切る....練習用の太刀では成功しているのでこいつでも成功するハズだ。
鞘から抜いた太刀は...黒く光り美しい、素晴らしい出来だ!前の太刀を見て無かったら飽きないで一日中見ててもおかしくないぞ、コイツで切る!この太刀の声を聴いて!聞こえないけど.....
初切りの相手は誰だ?
(火竜はレベル100になったら行く)
で!探した相手はトロルキングだ、7匹に他に雑魚20数匹でもトロルキングが7匹で群れてる?何故だ何か有るのか?考えるのはイイや切る正面から(火竜を切るんだ正面からの戦い方も必要だ)ヨッシャー!一匹目上段から力まないで流れるままに切る(って!剣術の本に書いて有った)トロルキングがこん棒を振り上げるが、俺が先だって何だこの太刀は前のと違う違うゾ?切る感覚が有るけど.....前の太刀には感覚何て無かった?
今戦闘中~次は左のヤツの腕いって返しで首を切る..あら???スローモーション?何故だ俺が早い何て事無いナ、訳分からんが序に試したかった、青火竜連弾フャイヤーボール銃と同じだな指先から連続で放出!しかし問題は火力が強すぎて雑魚は灰にそしてトロルキングは丸焦げ.....材料が取れない......
取り敢えずは切り殺す事にしよう、この太刀の癖とかも有ると思うしそれに先程は出来なかったから!闘気を達に乗せて見つけ次第切り殺す只それだけ.....で!人攫いを見つけた!モンスターかと思い切りかかり、危なく殺人するトコだった...(冷や汗欠いた)憂さ晴らしに盗賊にアジトに乗り込み闘気を纏い!空間魔法で周りの空間を把握し殴り蹴り12人を捕まえ町に歩いて帰った、人質の解放をし城門で兵士に引き渡した。
名前とギルドカードを見せ後は任せて帰宅
・帰宅後に風呂に入り夕食時に!!!!!
さわ姉
「それでは皆さん発表します!私いま妊娠しました!」
「「えっなんて?」」
さわ姉
「妊娠しました!」
「「い祝いだ~」」
モルドにシルバが騒ぎ出し、宴会に突入したそれと宴会の席にバルトの町の副警護責任者をしているホルツバウアーと言う騎士が訪ねて来た?
モルド
「お前なんかしたのか?」
さわ姉
「姉弟で隠し事は行けませんよ?」
「何故!オレ一番疑われてるの?今日は何もしてないよ?」
モルド
「ホルツバウアーさんを此処まで案内してそれと酒と.....酒は有るからグラスを一つ持って来て」
何だ!その目は本当に今日は何もしてない!スラム街で喧嘩もしてないし?ハッ昔の事か?分からん?バルトの町の副警護責任者が来るム~...
ホルツバウアー
「お寛ぎ中に申訳有りません!今夜はお礼に来ました!失礼しても宜しいですか?」
さわ姉
「お礼ですか?シルバが何か悪さしたのでは?」
(あんまりだヨ!さわ姉)
モルド
「それでホルツバウアーさん!イヤお座りください。でシルバが何を?」
(兄貴!アンタまで俺って信用無いの?泣くぞホントに)
ホルツバウアー
「イヤ!何かはしましたが」
モルド
「ヤッパリ!何をしたんだ!シルバ?」
「エッ!!!」
ホルツバウアー
「違いますよ、盗賊に攫われた我が息子とメイドを助けて頂いたのでそのお礼に来ました」
モルド・さわ姉
「何だそうなんだ!偶には良い事もするんだ?良かった~」
「スイマセン!俺って信用無し?家出しても良いかな?」
ホルツバウアー
「家臣を捜索に出してはいたのですが。夕刻に兵士が連れ去られた、息子とメイドを冒険者が保護して連れて来たと聞いて、直ぐに冒険者ギルドに使いを出しましたが!極秘事項と言う事で教えて貰えず...私が直接!冒険者ギルド行きギルド長に何とか事情を説明し教えて貰い、夜分に失礼かとは思いましたがそのままお礼に伺いました。誤解を浮んで申訳有りません」
モルド
「....スマン..シルバ何でも欲しい物言ってくれなっ!ごめん....」
さわ姉
「魔術なら何でも教えるから許してね!」
「良いよもう!でも欲しい物は考えておくし!魔術教えてねそれで良いや」
ホルツバウアー
「何故か分からないが!申し訳ない....シルバ殿!我が跡取りを救って頂き有難うございます。私は役職上必要以上には礼は出来ないが!私に出来る事が有るなら言って下さい。」
「ハイ!その時はお願いしますが!今日来たと言う事で姉さんの妊娠の祝いに参加して下さい」
ホルツバウアー
「内輪の席に良いのですか?」
モルド
「人は多い程良い!宴会だ~」
朝まで宴会は続いたのである.....
・昼過ぎに何とか起きたが!事件が起きた。特別製の魔晶石が割れていた!
「何で?夢か.....」
「さわ姉!大変だ特別製の魔晶石が割れてる?」
さわ姉
「ウ~ン!技術・技量不足ですね!練習有るのみです。」
「原因は練習不足!それだけ?才能が無いとかじゃなくて?」
さわ姉
「そもそも!いきなり作って二日持てば良い方でしょう!予想よりも長い方です」
「分かった!練習するよ!」
処変わり!モルド執務室
「アニキ!この屋敷の警備を増やそうよ、姉さんの安全の為にさぁ」
モルト
「ん!確かに俺は恨みも買ってるしな....増やすかデルタとカールセンに集めさせるか?」
カールセンはこの屋敷の警備責任者
「それが良いと思う!オレもそれと家の姉さんの部屋とかに土魔法の《強化》(物を硬く強度を上げる魔法)を稼寝掛けして襲撃とかの対策をしようと思うけど!どうかな?」
モルト
「それは良いナ!頼むやってくれ」
「ただし二日しか持たないから!寝室に食堂とリラックスルームに絞ってやろうと思う!それと使えば使うほどに熟練度が上がるかラ!暫くは姉さんの側を離れないよ!良いよね?」
モルト
「スマンがそうしてくれ!悪いナ。火竜の討伐も後になる」
「何言ってんの今一番大事なのは!姉さんだからそんな事言わないでよ、家族として俺を迎えてくれたんだし....恩返しと言うか今の幸せを教えてくれた、この家族を守りたいそれだけだし。難しい事聞かないでオレ頭悪いからジャ」
モルト
「シルバが来てから!家の中の雰囲気が変わったな良い方向に逆に感謝しか無いナ、今も妻の事を......本当の弟だ...欲しかった弟」
・神よ感謝します、私に妻をそして子供を与えそして!掛け替えのない弟を下さった事に全ての幸せに...
・俺は考えて!毎日トレーニングを屋敷の庭で熟している、屋敷の新人護衛陣は屋敷の外を警備し、今迄の古参の者は殆どが屋敷内の警備だが!その中から屋敷を熟知した者が責任者にそれをマニュアル化した。そしてオレは兄貴とデルタ、カールセンの許可の元で屋敷に夜中侵入した。今回雇ったもの達の実力は合格だが襲撃に対しての反応を一人で迎撃するか?それたも仲間を呼び連携するか?
雇う時に襲撃が発生した場合は仲間を呼び連携して倒すようにデルタさん達から言われその訓練も受けている。その他も確認する事になった自分達の役割分担を。
結果は今回雇った、30人の内の18人が合格し他は失格解雇!で二次試験がそこで俺がと言ったが!兄貴に却下され姉さんに付いて居ろと言われた....信用無し?と姉さんに言ったら!
さわ姉
「違うわよ!シルバが傍にいれば殆どの危険が無くなるから!貴方を一番信用してる。だから私の側に居てね!」
「なら!そう言えば良いのに素直ジャないなアニキは?」
さわ姉
「真面目に貴方に言うのが恥ずかしかった。それだけ」
「アニキは初心うぶなの?」
さわ姉
「知らなかったの?私にプロポーズする時も.......」
(兄貴笑える!揶揄うか?)
さわ姉
「安定期に入るまでは護衛御願いね!後は何とかなるし、火竜を倒さないとね!今は魔力のトレーニングを上級になれば、今の半分か二割位で今の威力を出せるからね!」
「エッ!何で今?」
さわ姉
「あの時に言っても信じないでしょ!だから今言ったの?だからこそ今は魔力の練習をしましょう」
「分かったよ、練習有るのみだね」
(地道に行くしか無いのか!でも二か月位の間かな安定期に入るのは?」
何時ものトレーニングに太刀に上手く綺麗に闘気を乗せる!これも練習!鍛錬だ!毎日やればそれが自然に身に付くだろう、毎日のトレーニングが大事だ。
屋敷からは出ないのが基本にして、魔力の使い方を姉さんに指導して貰い!格段に技術は上がった!技術はだが....自分でも残念な事に実戦ではまだだから何とも言えない。




