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聖なる勇者と黒き魔神  作者: ゼイン
第一章 復讐の女神
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第二話 ゴーレム

 ゴーレムは普通の魔族とは違い、作られた生命体だ。種類にもよるが、基本は岩で作成され、人を遙かに超える巨体となっている。本来ならば作成者の命令がなければ動かないのだが、作成者が死亡、または用済みとなって破棄されたゴーレムは自己防衛のために人を襲うようになる。

「で、いいんだよね?」

 セフィルが自室で問いかける先、扉の前に立つクロスは、一度だけうなずいただけだった。

「好戦的じゃないから、発見した時は避けて通り、最寄りの街や村へ報告」

「もっとも、そんなにうようよしているわけじゃないがな。ほとんどのゴーレムはとある場所に破棄されている」

「うん、覚えてる。……そこって、今だとすごく危険だよね」

「普通の冒険者程度なら、まず生きて帰れないな」

 それを聞いてセフィルは苦笑。その中の一体と戦わせるのかと、自分の師の正気を疑ってしまう。

 ――でも、ゴーレムを自力で倒せるぐらいは必要だよね。

 剣の柄を握りしめる。岩でできたゴーレム相手に、こんな剣程度で戦えるのかは分からないが、クロスはこれで十分だと言っていた。

「準備、できたよ」

「よし、じゃあ行くぞ」


 キアと呼ばれるダンジョンは、ティルコネイルの東、草原を越えた先にある。道中には狼など危険な動物も生息しているため、一般人が近づくことはあまりない。ただ、薬の原料となるベースハーブなども生えているため、皆無とも言えなかった。

 キアダンジョンはゴーレムの生息地としても有名だが、手軽にハーブが取れることでも有名だ。そのため冒険者が小銭稼ぎに度々訪れる場所でもある。その冒険者を襲おうと待ち構えているのがゴブリンだ。

「ゴブリンの特徴は?」

 キアの入り口でクロスが聞いた。女神像を見上げている彼の隣では、セフィルが供物を捧げる手を止めていた。その手には小さな紙が握られている。

「えっと……。低級な魔族で知能もさほど高くないため、対処は簡単。でも十匹近くのグループで行動することが多いから、油断しないように注意すること」

「よし。まあ剣しか使えないやつだと対処が少し難しくなるが、お前には魔法があるんだ。何とかなるだろ」

「うん……。がんばります」

 一つうなずき、セフィルは手を開いた。握られていた紙がゆっくりと床に落ち、その直後にわずかな浮遊感。次の瞬間には全く別の場所に転移していた。

「キアはアルビより広い。体力はできるだけ温存するようにな」

「……はい」

 クロスの忠告に、セフィルは硬い表情でうなずいた。自分でも緊張していると分かるほどだが、こればかりはどうしようもない。

「ちゃんと死なないように俺もついていってやるから、安心しろ。……もっとも、ぎりぎりまで手を出さないが」

「安心させたいのか不安にさせたいのかどっちなの?」

 クロスの言葉にセフィルは苦笑した。いつの間にか肩の力もほぐれている。クロスに感謝しつつ、セフィルはダンジョンの奥へと足を踏み出した。


 細い通路をゆっくりと歩く。もう十分近く歩いているが、まだ魔物とは出会っていない。

「このままゴーレムのところまで行けたらいいな……」

 そのつぶやきに応える者はいない。そっと振り返ってみると、クロスがかなり離れた位置でついてきていた。セフィルが見ていることに気づくと、さっさと行けと手を振ってくる。

「うん……」

 再び視線を正面へ。さらに五分歩いたところで、通路は二つに分かれていた。まっすぐの通路と、左への通路。

 ――……いる……。

 生き物の気配がする。小動物の気配ではなく、人に近い気配。

 セフィルはゆっくりと、左への通路へ顔を出した。

 ――……あれ?

 何もいない。魔物どころか、小動物すらもいなかった。いつの間にか、感じていた気配も消えている。

「……おかしいなあ」

 つぶやきつつ、緊張を解いた。小さく安堵のため息をつき、どちらの道へ行こうかと逡巡する。だが正解など分かるはずもないので、まっすぐ進むことにした。

「目印、と」

 小石を手に取り、小さな、しかし分かりやすい矢印を書く。どの通路へ行ったのか分かるようにし、道に迷わないようにするためだ。

「さて、行こう」

 再び歩き始める。だが、一分も歩かないうちに背後から金属音が響き渡った。

「! 師匠!」

 慌てて振り返る。そこにいたのは五匹ほどのゴブリンの一団と、それに囲まれる師の姿。彼の剣は、ゴブリンの棍棒受け止めているところだった。

「先に行け、セフィル」

 落ち着き払った声でクロスが言った。

「こいつら程度なら敵じゃない。お前は先に進んでろ」

「う、うん……。気をつけてね」

「誰に言ってるんだ阿呆」

 クロスの笑い声。あの師匠がゴブリン程度に負けるとも思えないので、セフィルは後ろ髪を引かれる思いをしながらもその場を後にした。


 セフィルの姿が見えなくなった後で。

 クロスは棍棒を弾き、目の前のゴブリンを一刀のもとに両断した。その様子を見ていた他のゴブリンは、わずかに怯み後退る。

「逃げられると思うなよ?」

 不適な笑みを浮かべて剣を構える。

 ――それにしても……。

 クロスはセフィルの姿が消えた通路を見る。セフィルは自分ほどではないにしろ、誰かの気配に敏感な方だった。ゴブリンの気配に気づかないわけがない。

 ――ということは、こいつらは気配を隠したってことか?

 知能の低いゴブリンにはあり得ないことだ。技などなく、ただ殴りかかるしかできないゴブリンが気配を消すなど聞いたこともない。

 ――アルビのスケルトンといい、何かあるのか?

 少し考えるが、答えが出るはずもなく早々に打ち切った。手早くゴブリンを片づけようと一歩踏み出そうとして、

「なんだ、まだいのか……」

 左の通路の奥からあふれ出てくるゴブリンの群れを見て、クロスは面倒くさそうにため息をついた。


 何度も小さな部屋を過ぎ、あれから頻繁に襲ってくるようになったゴブリンをその度に全て倒し、いつの間にかクロスと別れてから一時間が経過していた。

 あれからセフィルは階段を二回下りた。つまり今は三層目ということになる。キアは特別な物を捧げなければ三層構成のはずなので、このフロアのどこかにゴーレムがいることになる。

「師匠、遅いな……」

 クロスが追いつくようにと何度か休憩を取りながらここまで来たが、ついにクロスは追いつくことはなかった。ここまで一本道というわけでもなかったが、魔物を倒してきた以上ここまで時間がかかるとは思えない。

「戻った方がいいかな……?」

 その時のクロスの反応を想像してみる。

 ――怒られるかな。

 快く迎えてくれるイメージが出てこない。十中八九怒られるか呆れられるか、そのどちらかだ。

 ――……進もう。

 ゴブリン程度にクロスが負けるとは思えない。ならばこのまま進み、ゴーレムを見つけてから戻るとしよう。そう決めて歩き出した。

 二層目はかなりの頻度で襲ってきたゴブリン達も、三層目になってからは姿を見なくなった。ゴーレムを恐れて近づかないのか、または別の理由からか。

「また気配を隠していたりして……」

 そんなことをつぶやき、苦笑する。ゴブリンがそんなことをするとは思えないが、先の例があるため油断はできない。

 そう思いながら警戒して曲がり角を曲がり、

「……!」

 思わず息を呑んだ。

 巨大な部屋がある。そしてその中央には、岩が何個も積まれていた。生きているようには見えない、ただ岩があるだけに見える部屋。だが、ゴーレムの特性を知っていれば、警戒に足る光景だ。

 人や魔族に造られたゴーレムは、敵がいなければその体を崩している。だが、敵が現れればすぐに体を再構築し、襲いかかる。

 剣の柄を握り、セフィルはそっと部屋に足を踏み入れた。ゴーレムは反応しない。

 ――勝てる、かな……?

 書物の一つにはゴーレムのどこかに文字が刻まれていて、その一つを削り別の言葉にすることで崩れ去るというものがあった。だがクロスが言うには、それは初期のゴーレムの話ということだ。現存するほとんどのゴーレムは、特定の文字はその体の内側に刻まれそれを削ることはほぼ不可能と言われている。

「つまりは、破壊しかないってことだけど……」

 自分の持つ剣と魔法だけで破壊などできるのか。

 そこまで考えてさらに一歩を踏み出した時、

「……!」

 突然岩が浮かび上がった。それらは空中で結合していき、やがて巨大な体となる。人の体を模しているのだろうそれには頭はなかったが、手足はしっかりとあり、足で大地を踏みならしていた。

「起こしちゃった……」

 反応される前にどこかに一撃加えたかったが、その作戦はもう使えない。

 ――地道にダメージを与えよう。

 そう思って、ゆっくりと距離を詰める。その瞬間、ゴーレムが移動を始めた。一歩が大きく、ゴーレムの移動を認識した直後にはすでに目の前に。

「はや……」

 驚いていた時には、ゴーレムの巨大な腕が振られていた。真横に薙ぎ払うように降られた腕を、セフィルは剣で受け止める。だが衝撃までは受け止められず、体は宙へと浮いて壁に叩きつけられた。

「くぁ……」

 体を丸め、痛みをこらえる。すぐに体を起こし、ゴーレムが振り返るより早く駆け出した。その巨大な足へと剣を振り下ろす。

「つ……!」

 高い澄んだ音が響き渡った。剣がゴーレムの岩に弾かれたのだ。その岩には、傷一つついていない。

 ゴーレムが巨大な巨大な足を上げて、セフィルを踏みつぶそうと勢いよく下ろしてくる。それを背後へ跳ぶように避け、そのまま一気に後ろへと下がった。

「……固い……」

 まだ痺れている腕を軽く振り、ゴーレムを睨み付ける。改めて見ると、天井まで届きそうなほどに巨大なゴーレムだ。身長だけで言えば自分の五倍近くあるかもしれない。

「どうしよう……」

 剣を握り直し、もう一度構える。距離を空けたためか、ゴーレムは様子をうかがうようにただその場で立っているだけだ。だが、これ以上近づけばあちらから襲ってくるだろう。

 不用意に近づくこともできず、ただゴーレムを睨み続ける。そのまま十分ほど経っただろうか、不意に場違いな、緊張感のない声が響いた。

「おーい、どうだ?」

 クロスの声。見ると、部屋の入り口に少し前に別れた師が立っていた。

「師匠! どうやって倒せばいいの?」

「阿呆、それを考えるのもテストのうちだ」

 その顔は意地悪そうに笑んでいる。ゴーレムが自分に反応していないことを確かめてその場に座ったクロスは、これ以上は何も言わないとばかりにひらひらと手を振った。

「でも……倒せないよ……」

「……お前は剣より魔法の方が得意だよな。振りながらでも詠唱できるくらいに」

 セフィルに聞こえるか聞こえないかくらいのぎりぎりの音量の声。だがしっかりとセフィルには聞こえ、そしてそれだけで十分だった。

「そっか、魔法なら……」

 自分の剣の才能は上の下といったところだと、以前クロスは言っていた。故に剣に頼り切った戦いをせずに、得意な魔法を活かせと。

 セフィルは詠唱を開始した。しっかりとゴーレムを見据えたまま、古代の言葉を並び連ねていく。

 長い詠唱の代わりに高い威力を誇る中級魔法。普通の人ならその場で立ち止まり、さらにはその属性の杖まで使わなければ扱うことができない魔法。セフィルはそれを、ある程度なら戦いながらでも行うことができる。

 ――いくよ。

 ゴーレムがセフィルに反応。侵入者を排除しようとセフィルへと向かってくる。そして腕を横薙ぎに振った。それをまた後ろへと跳躍して避け、ゴーレムが自分で近づいてくるぎりぎりの距離まで下がる。それを三回ほど繰り返したところで、詠唱が完了した。左手を前に出して、叫ぶ。

「ファイアボール!」

 左手から放たれた巨大な火球は、放物線を描きながらゆっくりとゴーレムへ飛んでいく。ゴーレムはそれに反応することなく、魔法の反動で身動きが取れなくなったセフィルを倒そうと向かってくるが、セフィルの元へたどり着く前に火球が床に着弾した。

 その直後に轟音。

 眩しさに目を細めたセフィルの視界でも、爆炎で粉々になったゴーレムを確認できた。


「相変わらずの破壊力だな」

 クロスがそんなことをつぶやきながら、部屋の中へと入ってきた。

 部屋の中央の床、爆発点は魔法の影響で大きく抉られていた。その周囲や壁、天井も巨大なヒビが幾本もある。今にも崩れ落ちそうなほどだ。

「もう少し加減しろよ」

「だって……倒しきれなかったら、もう何もできなくなるし」

 そう言ったセフィルは、部屋の奥の床にへたり込んでいた。

 中級魔法の代償。体中から魔力を根こそぎ奪われ、しばらくの間は動けなくなる。熟練の魔導師ならば一発で行動不能にはならないのだが、まだ魔力の量が少ないセフィルでは一発が限界だった。


「仲間が見つかるまでは、使えたものじゃないな」

「うん……」

「余程のことがない限りは、中級魔法は封印だ。余程のラインは……自分で判断しろ」

 そう言って、座り込んでいるセフィルを助け起こし、その体を背負った。そのまま出口へ歩いていく。

 ――大きな背中……。

 自分の目指すべき姿の一つ。その背中に身を預け、セフィルは小さくため息をついた。

 ――まだまだ、届かない……。

 ゴーレムを倒せた達成感よりも、こうしてクロスに迷惑をかけていることに悔しくて、セフィルは何も言えなくなっていた。このまま不合格でも、文句は言えない。

 ――旅、したかったな……。

 セフィルの意識は、ゆっくりと眠りの奥へ沈んでいった。


 翌日。

 セフィルが目を覚ますと、自室のベッドで寝かされていた。ベッドの隣には、愛用の剣が手入れされた状態で壁に立て掛けられている。

「起きたか」

 クロスの声で体を起こすと、扉の側にその姿はあった。

「師匠……」

「起きたら支度しろ。必要最低限だぞ」

「……え?」

 意味が分からず首を傾げていると、呆れ果てたようにクロスが言った。

「旅はもういいのか?」

「……! 行く! でも……いいの? テストは不合格じゃ?」

「お前は何を言っているんだ。俺はゴーレムを倒せと言っただけで、お前はその条件をクリアした。その後に倒れようが人の背中によだれを垂らそうが、関係ない」

 わずかに険のある言葉。その最後の部分が少し引っかかる。

「よだれって……?」

「…………」

 笑顔のクロス。その笑顔がとても怖い。まさに目が笑っていない。

「……ごめんなさい」

「謝罪はいいから支度しろ」

「は、はい」

 ぶっきらぼうな言葉に、セフィルは慌てて準備を開始した。


 三十分後。

 険の手入れの道具や数冊の書物、クロスが買ってきた携帯食料等をショルダータイプのバッグに詰め終えて、セフィルは家の前にいた。荷物を詰めたバッグは数年前に村長のダンカンからもらったもので、見た目以上によく入った。もちろん、その分の重量は増してしまったが。

「入れすぎだ」

 クロスに注意され、セフィルは肩を落とした。わざわざ言ってきたということは、もう少し減らさなければ旅には向かないということだろう。書物は全て置いていこうかと思ったが、

「まあ、そのバッグならいいが」

「へ?」

 クロスがバッグへと手を伸ばす。バッグの下部分に描かれた小さな魔法陣に触れると、バッグはあっという間に消えてしまった。

「えっ?」

「落ち着け。ほら」

 言ってクロスが何かを差し出してくる。それを受け取ってよく見てみると、自分のバッグだった。手のひらに乗る程度の大きさになっており、重さもほとんど感じられない。

「なくさないように持ち歩けよ。結構貴重品だからな、そのバッグ」

「は、はい」

「忘れ物は、もうないな?」

 振り返って家を見る。両親が亡くなった後、村の人に建ててもらった自分の家。つらいことも楽しいことも、全ての思い出がここにあると言っても過言ではない。

 ――……行ってきます。

 心の中でつぶやき、クロスに視線を戻す。どかか心配そうにしているその目に向かって、一度だけ大きくうなずいた。

「よし……。行くぞ。ここから南のダンバートンまでは送ってやる。その間に、必要なことは教えるし、分からないことがあれば聞け」

「はい」

「忘れずに聞けよ。ダンバートンで別れたら、次いつ会うかは分からないからな。今生の別れになるかもしれない」

 思わず泣きそうになったセフィルの頭を、クロスは乱暴な手つきで撫でた。優しい目でセフィルを見て、滅多に見せない笑顔を見せる。

「まだ早い。……行くぞ」

 セフィルの頭から手を離し、歩き出す。セフィルも慌ててその後を追った。


 村の出口では、村人達が待っていた。クロスがあらかじめ連絡しておいてくれたらしい。

「気をつけて行くのだぞ、セフィル」

 そう言ったのは村長のダンカンだ。

「ここはお前の故郷だ。いつでも帰ってきなさい」

「はい……。ありがとうございます」

 村長にしっかりと頭を下げて、涙を見えないようにした。

 その後も村人一人一人に挨拶され、涙を隠すのに一苦労した後、ようやく二人は村を送り出された。

 その時には、仲間が一人増えていたが。

「先生も行くんですね」

「そうですよ。ダンバートンまではしっかりと護衛しますから」

 セフィルの隣を歩くのは、クロスとカティアだ。カティアがついてくることはクロスも知らなかったらしく、わずかに不機嫌そうになっている。

「さっさと行くぞ。俺は暇じゃないんだ」

 セフィルとカティアはお互いの顔を見て、苦笑してクロスの後を追った。

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