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10/16

私は見てるだけ。

1日遅れました。

後半作者赤面タイム始まります。


お楽しみ下さいませ。


「あぁ…お姉さまっ!」


今回はとりあえずクゥの膝の上に乗った。

服着せてもらえなかったり、縄で縛られたり、身体を弄られたり、無力さを叩きつけられたけど、今はフユの所には……

と、私がクゥの膝に乗ったところで話が始まった

最初はちょっとした自己紹介から。

店員さんの名前はテナというらしい。

私は狐状態なので自己紹介中はクゥの膝で大人しくしてた。

私の番では「お姉さまは私のものです~」とクゥが紹介したせいで「そ、そういう関係なのかな?」とテナさんが勘違いしたりしてる。

と、暫くわいわいしたあとで本題にはいる。


「3人をつけてる怪しい人がいたからさ、何か訳ありかな?って思ったんだけど……」


テナがそういうと空間に画面が現れた。

その画面にはさっまで私達がいた武器屋の中が写っている。

そしてそこに現れる2つの人影。

あっ、盗賊AとB


「もしかして知り合い?」


「知り合いですが……まだ懲りてなかったようですね。」


私がフユの所にいかなかった怨みが全て二人に注がれる。

今のフユが攻撃したら敵が爆散しそうな位の魔力を纏っている。


「どうするの?もしあれだったら消せるよ?…この世から」


笑顔で消せるとか言わないで下さい……怖いよ。


「もう良いんじゃないですか?消しちゃって~」


クゥも黒いっ!?


「じゃあ、とりあえず呼び出しますか。」


テナはそういうと扉を作り出ていった

そして……


「見つけたぞっ!激強メイドに!魔獣っ!」


その扉から盗賊Aが怒りを顕に空間に入ってくる。

それを追うように盗賊Bも警戒しながら空間に入った。


「はいっ2名さまご案内~」


テナの掛け声と共に空間が歪む。

そして気がつけばそこは草原に変わっていた。


「あ、あれ!?兄貴っ!兄貴っ?!」


一人にされたのにおろおろし始めた盗賊B

あっ、私でも倒せそう。


「あらら……どうやらハズレはこっち見たいで――っがっ?!」


テナさんが喋りきる前に後方に吹き飛んだ。

えっな、なに!?


「誰がハズレですか?誰が?」


テナさんを吹き飛ばしたのは盗賊Bだった。

さっきまでの弱々しさなど片鱗もなく手には杖では無く、剣が握られている。


「はぁっ…全く検討違いでした。こちらが私達と同じ人だとは……」


同じ人?


「何をぶつぶついってんだよ?。……まぁいいや。もう殺すから」


盗賊Bは剣を掲げ魔法を使うべく詠唱を始めた。


「空に輝く数多の星よ。その輝きで悪を滅せっ!…スター・レイン」


魔法が完成し、上空に幾つもの光の玉が現れていく。

その玉はテナさんの上空を隙間無く埋め尽くしていく。


「落ちろ。」


盗賊Bの言葉と共に幾つもの光の玉がテナさんに降り注いだ。


「テナさんっ!!」


私は人型に変わり、テナさんの名前を叫ぶしか出来なかった……



盗賊A・Bには名前がありません。

……単に名前つけるのが面倒なだけです。


次回からバトル突入につき、作者ずっと赤面タイムだよ!

いつかこの恥ずかしさが無くなってほしい……。

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