表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移〜クラスで最弱だったけど、転移したら最強だった〜  作者: むう
一章 なんか最強らしいんですが?
4/17

四話 異世界での初めての夜

第四話!

楽しんでいただけたら幸いです。

 ――クラスメイト達を撃退した俺は、安全に寝れるところを探している。しかし、異様なのが、

「・・・なぁ、梨里?」

「ん?」

「ん?じゃねぇよ!本当についてくる気だったのかよ」

 俺がそう言うと、

「じゃあどこに行けと?」

 と言われ、黙る。確かにクラスメイトよりは気楽かもしれないが、

「だからって、安全性ならあっちじゃないのか?」

 そう。俺が考慮してるのは安全面だ。一人の俺よりクラスメイトのほうが安全じゃないのか、と。しかし梨里いわく、「こっちのほうが安全」だそうだ。


 数十分も歩いていると、洞窟が見える。中は深くないが、まぁまぁの広さである。

「・・・よし、魔物の痕跡がないし、ここにしよう。それでいいか?」

「う〜ん、でも、奇襲とか警戒するには足りなくない?」

 ・・・確かにこのままだったら安全面がだめだな。よし、チートの出番だ!


――数分後――


「ねぇ透?外出でてと言われて戻ってきたら、部屋できてない?」

「いや〜、張り切りすぎたみたいな?」

「いや、張り切るのレベルじゃないから!!」


 俺は洞窟の中に、《結界》を使って部屋を作った。最初は洞窟の出口だけでいいかなと思っていたのだが、ある重大なことに気付く。

「男子と女子、同じところで寝るのか!?」


 というわけで俺のスキルの《結界》で2部屋を作ったわけ。ちなみに、結界の壁は魔力を込めて、お互いの部屋が見えないようにしてあります。うむ、完璧!


 ちなみにこのあと、梨里にやりすぎとお説教されたのは言うまでもない。


 ――数十分後――

「飯できたぞ〜」

 俺がそう言うと、梨里はすぐにきた。

「もぉ腹ぺこ〜」

「さて、今日のメニューは!(女神から全員に支給された)燻製肉に、きのこをあえてできたシンプル炒めだ!」

「ネーミングセンスないね」

 うるさいな、美味しけりゃいいんだよ。


 ――飯を食べ終わって数分後――

「おーい、体拭くやつ用意したぞ〜」

 俺が作ったのは、土を固めて桶を作り、水を入れ、あと女神(以下略)のタオルだ。

「ありがと。ねぇ・・・」

「どうした?」

 梨里が気不味そうに言う。もしかして体調が悪いのか・・・?

 と心配していたのだが、

「覗かないでね」

「誰が覗くかぁ!」

 まったく、心配した俺が馬鹿だった!


 ――その後、結界の魔力を上げてからその日は休んだ。

異世界初日を乗り切り、休む透たち。

これからどんな展開になるのか、よければ続きも見てください!

ちなみに、お互いの部屋が見えない理由は、結界の魔力を上げて、色を濃くしたからです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ