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香奈美、号泣から立ち治る

俺は今は亡き義父から聞いていたし

妻の口からも聞いていたから

いずれ子供たちにも

話さ無ければ

との思いがあったが

出来たら来ないで欲しいとの

一縷(いちる)の期待はあった


だが呆気なく平和は時は破られた


『良いかい、香奈美

喩えお母さんが宇宙人でも

お父さんはお母さんが好きだから結婚したんだよ』


唐突に俺は香奈美に

諭すように話し出した


泣きながら

話しを聞いていた香奈美は

いつの間にか泣き止んでいた


俺は妻香子との出会いや

共に駅伝ランナーとしての

成長を語り

結婚後もお互い無くてはならない存在だと

熱く語った



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