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桂子、陸上部見学に来る
「えっ?」
窓際で隣の席の桂子は
戸惑いつつも言葉を選んでるようだ
「無理にとは言わないけど、
良かったら陸上部の練習を見に来てよ」
俺は、桂子が断り易いように忖度
したつもりだった
普段は同じ図書委員として
放課後も、当番など以外も
図書館で職員らの手伝いをしていたから
何らかの作業をしたいようには感じていた
桂子は暫くして
陸上部の練習を見学に来た
家が厳しいらしく
門限は夜7時と聞いていたが
習い事等がある場合は
ある程度大目に見てもらえるらしかった
育ち盛りの十代
しかも中学生
運動を成長期の身体が欲してるのは
生物として当然の理だろう




