あとがき
こちらの物語は、内容紹介にも記載致しました通り、過去に発行した同人誌の内容を、全面的にリメイクしたものです。
1996年発行ですが、こちらもまた「Black/White」と同じくサークル誌に連載していたものなので、書いたのはもっと前だったと思います。
B/Wのあとがきにも書いてますが、当時の資料は全部Quarkで保存されていて、データは有るけど開かないとゆー、愉快な事態になっています(ではなぜ、本編のテキストデータがあるのかと言うと、本編だけはQuarkが使えなくなるギリギリの時に、書き出してあるからです)。
この度、わざわざこちらの作品をリメイクしたのは、荒木を「MAESTRO-K!」の聖一サンの "謎の人脈" に加えたかったからです。
書いた当時そのままの設定では、「MAESTRO-K!」とは時代が違いすぎるので、もーちょっと近年のハナシにしたいな…と考えまして、基本のハナシの筋はそのままに、10年ほどずらしました。
故に、霧島がスゴイ勢いでタバコを吸うのは、その名残です(掲載当時は、タバコは一箱120円ぐらいなので、霧島程度の収入でも気軽に嗜めたのです)。
余談ですが、シャトレー築地のモデルになっている建物は、当時作者が勤めていた印刷屋の社屋なのですが、Googleセンセイで調べたらもう跡形もなくなってましたw
東京大停電とか、エアコンが壊れて屋内が水浸しとか、とんでもトラブルに遭遇した愉快な会社だったんだけどナ。
今後、荒木が「MAESTRO-K!」が登場するか否かは不明ですが、現在のところ別のスピンオフ「栄光の手」に、聖一サンとの出会いエピが掲載されております。




