縄文時代⑴
第一章 Ancient 壱 縄文
(縄文時代!?)
私はようやく理解に追いついた、隠れながら考えているうちに男らは怪我をしながらも、動物を倒した。その動物はイノシシだったつまり狩猟だ、縄文時代では採取狩猟中心の世だ。しかし、農耕をしていないわけでもなさそうだ。すると男らはイノシシを運び、移動する。私はそれにこっそりついていくことにした、集落に帰るであろうことを信じて。ストーカーまがいな行動だがこれはあくまで研究のためだ。服装も現代のまま(一応法衣はバッグにあるが、中世以降でないと使えない)なので見つかったら命の保証はないのかもしれない、なので慎重に行動、観察し研究をしていかなければならない。
(全く…危険な実習課しやがって…)
そのことに、私は少し呆れや怒りでそう思った。確かに、安全をいくら保証しているとはいえ飛んだ時代と生きている時代が違いすぎる。それに適応した能力が無ければ難しい。かといって、近代現代技術を使っては歴史ごとを改変、改竄してしまい、現代も改変してしまう危険性がある。将来的に時空法が施行されれば重罪になる。
ついて行き、1時間すると人や竪穴式住居が集まっている場所に近づいた
「あれは……集落?」
間違いない、恐らくここで縄文人たちは集団生活をしている、よく見ると顔つきも現代人と明らかに違う。
どうにか交渉して、研究をつづけたい。しかし、この格好では……
と思ってると、動物が襲って来た。研究どころでは無い。手を打たなければこちらがやられてしまう。
反射的にそこらに落ちていた槍で動物と戦い、トドメを指す。いつから私にそんな能力あったのだろうか?
動物は倒れ、痙攣した後しばらく動かなくなった。
殺生は僧侶としてはやってはならないことだが……
(合掌)
手を合わせた後、処理をし、毛皮で服を作った
それにしても処理中は真っ青になりながらだった……
「これで大丈夫だね」
私は集落へ向かう、動物の肉を持ちながら。
すると、明らか縄文人は警戒する
「誰だ!」
1人の男がこう言う、当然こうなることは予想できた。未来人なんていえばそれだけで改変の危険性がある。明らかに言語も違う、本当に日本なのだろうか。
私は怪しい者ではないと答える
「見たことない顔だな、どこの村のものだ」
「わかりません」
「ますます怪しいが…嘘ついてるとも思えない。ついてこい」
その男に着いてくることにした。まぁ、とりあえずこれで1部の調査ができてラッキーだ。まだ争いも無い様子、一応長はいるものの。そこまで身分差はなし。一応宗教的なものはある…日本神教のもとだろうか。
集落の者達は珍しい物を見たかのように私を見てはヒソヒソ話す。
「おい集まれ、皆に知らせがある。」
男は集落の者達を呼ぶ
「静まれ!」
当然現代人なんてみたら珍しがるのも当然、警戒するのも当然、ざわつきますよ。
「こいつは新しく来たものだ、仲良くしてやれ」
男はそういうと集落の皆は了承した。




