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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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90章 親子丼

 秀一はローザの元を訪ねた。


「あら、いらっしゃい、神主さん。」

「おお、料理しているのか」

「そうなの~!」

「何を作っているんだ?」

「親子丼よ~ん!」


 そこには親子丼が三つもあった。


「こんなに作ったのか?」

「全部味が違うのよ!お店を作れるんじゃないかと思って!」

「お店のメニューを考えて居たのか!」

「ええ!」


 ローザは一つ目の親子丼を指指した。


「まずは鶏肉と卵だけの『シンプルな親子丼』。350円。」

「おお。こりゃまた懐かしい味だな。」


 次にローザはふたつめの親子丼を指さした。


「次は最初の親子丼に天かすを入れた『おやつ入り親子丼』360円。」

「これもなかなか美味しいな。」


 ローザは三つ目の親子丼を指さした。


「最後は最初の親子丼に鮭と味海苔が入っている『大海鮮親子丼』450円。」

「今まで食べた中で一番美味しい!」


 ローザは意外そうな顔をした。


「え?そう?」

「うん!良いじゃないか!これなら間違いなくお店を作れるよ!」

「てっきり却下されると思ったのにぃ~」

「その気じゃなかったのかよ!」


 秀一はローザの顔を引っ掻き回して蹴り飛ばし、鉄球を投げ飛ばしてローザの顔面に激突させた!さらにローザを投げ飛ばし岩に激突させた。ローザは岩を削りながらずり落ちた。


「あああん!!!私の美しすぎる赤髪に相応しい美しすぎる顔がぁん!」


 秀一はトドメにもう一発ローザの顔面に鉄球を激突させた。


「ぎゃふん!」

「やれやれ。まったく…」

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