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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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87章 激辛カレー

 秀一はロサの元を訪ねた。


「いらっしゃいまし。神主さま。」

「良い匂いだな。カレーを作っているのか。」

「そうですわ!ちょうど、たった今出来上がった所ですわ!

 お食べになって!」


 そこには真っ赤なカレーが出てきた。


「いっただっきま~す!!!」


 パクッ


「あま~~~~~いい!!!

 何これぇ!?」

「ニンジンやジャガイモや玉ねぎやお肉は一切使わず、りんごにいちごにさくらんぼを入れてはちみちをたっぷ~り入れたデザートカレーですわ~!」

「こんなのカレーと呼べるか~~!!!」


 秀一はロサの顔を満遍なく引っ掻き回した後に、両足でロサの顔面に飛び蹴りして、ロサを吹っ飛ばした。ロサは顔面から岩に激突した。


「いやん…わたくしの完璧な美貌がぁ…。」

「やっぱりカレーは辛くないとな!

 手本を見せてやる!」


 秀一はカレーを作り始めた。


「できたぞ!」


 秀一もまた真っ赤なカレーを作り出した。


「牛肉に玉ねぎニンジンジャガイモは勿論入れてあるし、

 タバスコ、七味唐辛子、わさび、からし、ハバネロ、ジョロキュア、トリニダード・モルガ・スコーピオン、キャロライナ・リーパーを調味料としてふんだんに使った超越激辛カレーだ!!!」

「うう…。」


 ロサは臭いを嗅いだだけで号泣した。


「そうかそうか。泣くほど嬉しいか。

 そっそく食べて見てくれ。」

「…

 いただきますわ…。」


 パク…


「ゴォーーーーーーーーーー!!!!」


 ロサは口から火を吐いた。


「ロサがブースターに進化したニャー!」


 ロサの自慢の髪の毛は口から吐いた炎で黒焦げになってしまった。


「そ、そんなぁ~…」


 ロサは自慢の赤髪が真っ黒になったショックで気絶してしまうのであった。


「やれやれしょうがないな。」


 秀一は妖力でロサの髪を赤く戻すのであった。

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