77章 地震
秀一はローザの元を訪ねた。
「あら、いらっしゃい神主さん。」
ローザは料理をしていた。
ミシ…
ミシ…
「ん?」
突然地震が起こった!
「ローザ早く火を消せ!!!」
「え?ええ、分かったわ!」
ローザは火を消した。
秀一は戸と窓を開けて逃げ道を確保した。
「元栓も閉めろ!」
「はい!」
揺れは大きくまだ続いていた。
「早く逃げなくちゃ!」
ローザは外に飛び出した!
「まて!ローザ!!」
しかし、慌てていたローザには聞こえなった。外に逃げたローザは揺れでふら付いた。
その時地割れが起こった。ローザは地割れの隙間に落っこちてしまった!
「ぎゃふん!」
ローザは顔面から落下し、顔が地面につんのめた。
「いっっっった~~~~~い!!!!!!」
ローザは起き上がった。その時地震の影響で落石が起こった!ローザの顔面に大きな石が激突した。
「あんっ!!!!
アイドルの命の顔がぁ~~~~ん!!!!!」
その時揺れが収まった。秀一がローザを助けに来た。
「地震の最中はむやみやたらに外に飛び出しちゃいけないんだぞ!」
秀一はローザを部屋に連れ戻した。
「や~ん!酷い目に遭ったわ!」
「もっと大きい地震だったら大変な事になっていたぞ。」
そうこう話している内に激しい揺れが起きた!さっきよりもかなり大きい地震である。
部屋は大きくうねり家具が倒れた!
「まるで大波だ!」
「ビッグウエーブね!」
部屋は激しく揺れ家具は波のように激しく跳ねた!
「ロザ!こういう時にどうすれば良いか分かるか?」
「もちろんよ!」
ロザは激しく揺れる家具の波の上でサーフボードに乗り出した。
「部屋の中でできるサーフィンよ~!」
「アポーーーー!!!」
秀一はロザの顔を引っ掻き回して蹴り飛ばし、ローザを電撃で痺れさせた。
「いや~~~~~ん!!!」
その時揺れが収まった。
「全く、もう。他のひきこもり娘たちの様子も見てくる。」
秀一は他のひきこもり娘たちの安否を確認しに行った。