75章 伊勢海老vsロブスター
秀一はローサの元を訪ねた。
「いらっしゃいませ、秀一君。」
「言われていたものを買って来たぞ!」
秀一は発泡スチロール中からから取り出して見せた。
「頼まれていた伊勢海老とロブスター!」
「まぁ!ありがとう!」
ローサは伊勢海老とロブスターを嬉しそうに掴んだ。
伊勢海老とロブスターは二匹ともまだ生きている。
「頼まれた通り、生きたままの新鮮な伊勢海老とロブスターを買って来た。」
「嬉しいわ!この二匹をぜひ比べてみたかったの!」
「食べ比べをしたいとは、お前もついに料理に目覚めたか。」
「ううん、違うの。」
ローサは伊勢海老とロブスターを同じ水槽に入れた。
「伊勢海老とロブスター、どちらが強いのか!?」
ローサは伊勢海老とロブスターを戦わせた。
「何やっているんだあああ!!!!」
秀一は雷でスパーキングした拳でローサの顔面を殴った。
「きゃあああん!!いった~いい!」
秀一はさらにロサの顔を引っ掻き回し、電撃でローサを痺れさせた。
「もうやめて~!」
「生きたのが欲しいと言ったのはこんな事をするためだったのか。呆れたぜ。」
「でも伊勢海老とロブスターどっちが強いのか気にならない?」
「うっ…。それは…。」
「このまま戦わせてみましょうよ!」
ローサと秀一は伊勢海老とロブスターの戦いを観戦した。
「やっぱりロブスターの方が強かったわねえ。」
「ああ、ロブスターの方がハサミが大きいからな。」
「伊勢海老は真っ二つね。」
「結構残忍な事するよなお前。」
「でも安心して!ちゃんと食べて始末するから!
散った命も無駄にしないわよ~ん!」
傷ついたロブスターと伊勢海老の死骸はスタッフが美味しくいただきました。