50章 プロパノータ
秀一はイチゴの元を訪ねた。
「あら。いっらしゃい神主さん。」
「うん。」
「あら?何か持ってきたの?」
「うん。他のひきこもり娘たちは特技や好きな物があるのにお前には何も無いからな。お前にもそう言う物があれば良いなと思ってな。」
「そうね…。確かに私にはそういうものがないわ。」
「音楽なんてどうだ?」
「音楽なんて聴いたことないわ。何度も同じ音楽を聴いてたら耳にタコができるわ。」
「聞くんじゃない。演奏するんだよ。楽器を持ってきた。」
「まぁ!なんなのこの木魚みたいな楽器?」
「プロパノータという楽器だ。叩くと音が鳴る。演奏して見ろ。」
「ええ。」
イチゴはプロパノータをバチで叩いた。
「良い音色だわ~。」
「だろう?プロパンガスのガスボンベから作られているエコな楽器なんだ。」
「もっと別な叩き方も試してみたいわ!」
そういうとイチゴはⅩカップの大きなおっぱいでプロパノータを叩き始めた。
キン!キン!キン!
「良い音色だわ~!」
「おっぱいで叩くな!」
秀一はイチゴの尻を蹴り飛ばした。
カーーーン!!!
イチゴは顔面からプロパノータに激突した。
「いた~いい!」
「おお!!結構綺麗な音がでるじゃないか!」
秀一はイチゴの顔面でプロパノータを叩き始めた。
「きゃああああああああ!!!」
「悲鳴と混ざって良い音色だ。」
こうしてイチゴの顔面を使った演奏がしばらく続くのであった。