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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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30章 ハマっちゃた

 秀一はロサの元を訪ねた。


「神主さまぁ~助けて下さいまし!」

「どうしたんだロサ!!」

「壺から手が抜けなくなってしまいましたの!」


 その壺はいつぞやの悪霊を封印していた赤い壺である。


「それなら、洗剤を使ってみよう。」

 

 秀一は洗剤を使って壺と手の滑りを良くした。


「抜けませんの!」

「くそう!ならばサラダ油で試してみよう!」


 秀一はサラダ油を使って壺と手の滑りを良くした。


「まだ抜けませんわ!」

「じゃあ次はワセリンだ!!!」


 秀一はワセリンを使って壺と手の滑りを良くした。それでも壺は抜けなった。


「あーん!どうしても抜けませんの!」

「ならば山芋でどうだ!!!」


 秀一は山芋を使って壺と手の滑りを良くした。


「痒いですわ!」

「我慢しろ!」


 それでも壺は抜けなった。


「参ったな……。」

「仕方がありませんわ。割っちゃいましょう。」

「え!?」


 ローサは壺を割った。


「最初からそうしろおおおおおおおお!!!」


 秀一はロサの顔に山芋を塗った。


「きゃああ!!!痒いですわ!!!!」


 秀一はさらにロサの顔を満遍なく引っ掻きまわした。


「いたた!」


 そして、秀一はロサの顔にワサビを塗った。


「いやああああああ!!ひりひりしますわ~~!!!」


 おしおきは秀一の怒りが収まるまで続くのであった。


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