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232章 公職選挙法違反
秀一はアキリサの元を尋ねた。
「何をやっているんだ?」
「あら、お兄ちゃん。今、PR会社を始めてみようって思ってるの。」
「そりゃあすごい。どんあPRだ?」
「選挙で主体となって立候補者のSNS運営を有料で担うの!」
「いーや!それ完全に公職選挙法違反!」
秀一はアキリサの顔を引っ掻き回して蹴り飛ばした。
「いった~い!」
「やれやれ。」
「せっかくSNSの『種まき・育成・収穫』のビジネススキームを考えたのに~!」
「いや、公職選挙法律違反かよ!」
「選挙の広報戦略を『n〇te』で公開して、会社を売り込もうと思ったのにぃ~!」
「だから!公職選挙法違反かよってんだよ!!!」
秀一はアキリサの髪の毛先に嚙みついた。
「あーん、アキリサの自慢のロン毛がぁ~!」
「買収、駄目、絶対。」