231章 兵庫県知事
秀一はロサの元を尋ねた。
「なにをやっているんだ?」
「兵庫県知事に利候補する練習ですわ!」
「ほう。それは結構なことだ。」
「兵庫県知事になれば、特産品をおねだりして贈答品を沢山もらえますの!」
「いや、動機不順だろ!」
秀一はロサの顔を引っ掻き回した。
「あーん!わたくしの美しい顔が~。」
「全く。」
「それだけじゃありませんわ!職員の分の贈答品も独り占めして大儲けですわ!職員が文句をいったら『わたくしは知事ですのよ!』って叱責しますわ!」
「いや、それパワハラだろ!職員の分の贈答品まで横取りするとか!」
「大丈夫ですの。もしパワハラとして公益通報されたら、通報者を特定して処分すればいいのですわ!」
「いや、公益通報者を処分するのは違法だろ!」
「『誹謗中傷性が高い』と言って内部通報には当たらないって事にすれば処分を正当化できますわ~。」
「いーや!それもパワハラだろうが!!!」
秀一はロサの顔をさらに引っ掻き回して蹴り飛ばし、顔面に鉄球をクリーンヒットさせ。さらにロサを投げ飛ばして鋼の壁に顔面から激突させた。
「ああん!わたくしの美貌が~!」
「本作品はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。」