222章 王
秀一はローサと一緒にパソコンをいじっていた。
秀一は驚く。
「大変だこのパソコンハッキングされているぞ!」
「いったい誰がこんな事をしたのかしら?」
「それは僕の仕業だよ。」
そう言ったのはタキシードを着たパンダだった。
秀一は問い詰める。
「誰だお前は!」
「僕はパ・ンダ王。天才ハッカーさ!」
「聞いたことがあるわ!なんでも他人のスマフォの通話履歴をハッキングする事に長けたハッキングのプロよ!」
「その通り。君のような頭の悪そうな子にも覚えてもらえているとは光栄だね。僕が通話履歴をハッキングする天才のパ・ンダ王さ!」
「『立てばシンガポール、座ればベトナム、歩く姿は英國屋』というキャッチフレーズでも有名なレジェンドよ!」
秀一は怒号をあげた。
「パンダ王!いたずらは許さないぞ!」
「僕の名前は『パンダ王』じゃなく『パ・ンダ王』!」
「なんだよそのキン肉・マン太郎じゃなくキン肉・万太郎みたいなギャグ。」
「とにかく勝負だ!」
秀一と王はハッキングバトルを開始した。
カタカタカタターン!
カタカタカタカタカタカタ!
カタカタカタ!カタカタカタ!!
ターン!!!
「何、おされて!」
王は次第に追い詰められていった。
「こうなったら奥の手だ!」
王はローサを人質にした。
「この女がどうなってもいいのか!?」
王はローサの顔をガシガシ叩いた。
「顔が顔があ~っ!!」
「ローサ!お前の死は無駄にはしないぜ!」
秀一はローサごと王を吹き飛ばした。
ローサは顔面から岩に激突した。
「あ~た~し~の~か~お~!!!」
「く、人質作戦が通用しないとは!」
「貴様にしては上出来な作戦だったが、僕には通用しなかったな。」
「く、くそう。」
「お前には罰ゲームを受けてもらう!『バーチャルシンガポール!』!」
「あら?王が消えたわ。王はどこに行ったの?」
「知りたいか?」
「確信がないわ。言及するのやめとくわ。」
「そんな事より、この話の投稿日は大晦日だぞ。読者に挨拶しなきゃな!」
「ええ、そうね!」
「よいお年を!!!」