表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
222/235

221章 商魂の怪物

「えー、本日も、

 『商魂の怪物スペシャル』の時間が、

 やって来てしまいました……。」


 秀一はチェリーの元に訪れた。


「チェリー、何をやっているんだ?」

「あら神主さん!新しい商売モデルを考えたの!」

「そりゃ大変だ!」

「インターネットで情報開示しまくって、裁判ちらつかせてその示談金で大儲けしましょうっていうビジネススキームよ!」

「ただの示談金ビジネスだろうが!!!」


 秀一はチェリーの顔をひっかきまわした。


「いたたたた!」

「何を言い出すかと思えば…。」

「いいアイディアだと思うわよ!示談金を最初は安く設定しておいて、徐々に値段を釣り上げていって早く示談交渉に応じないともっと高くなるわよって焦らすのよ!」

「サザエさんのバナナの叩き売りかよ!」


 秀一はチェリーの顔にモンスターボールを激突させた。


バキッ!

「いやん!」

「やれやれだぜ。」

「それだけじゃないわ!8000万円の損害賠償をメールで要求して3日以内に返事をするように期限を設けておいて、3日待たずに即メールを送って賠償額を引き上げて相手を焦らせる作戦もあるのよ!」

「はぁー(クソデカため息)」


 秀一はチェリーを蹴り飛ばし、チェリーは顔面から岩に激突した。


「あーん、私の美貌が壊されたぁ~!」

「おいおい、コバヤティ!おいコバヤティ!お前、他人の背の低さを揶揄していたり、他人をパンダ呼ばわりしているらしいな!パンダなのはお前だろ!アバターがレッサーパンダなんだからさ!背が低いのもお前のアバターだろ!レッサーは小さいって意味なんだからさ!パンダなのもレッサー(小さい)なのもお前のアバターだろ!?頭おかしなるで~!レロレロレロレロレロレロレロレロレ!!!きもてぃいいいいいいいいいいい!!!!ケツからレッサーパンダ!」

「最後に自前の広告が流れます。」

「最高においしい、ハイチュウを紹介します。『夕張メロンハイチュウ』、甘くてかなり食べやすいです。まるで高級なメロンジュースのような感じでパクパク食べられちゃいます。メロンにしてはかなり癖が少ないので『メロンは独特な味で食べられない』という方でも全然食べられますよ。チェリーが一番好きなハイチュウです。ぜひ一度食べてみてください。おいしくてどんどん食べらさるので、つい食べすぎてしまうことが唯一の欠点でしょうか。購入は検索エンジンでのサーチでどうぞ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ