20章 スカトロジー
秀一はロザの元を訪ねた。
「いらっしゃい神主さん!小説に挑戦してみたの。読んでみて!」
「おお!どれどれ!」
秀一は小説を読み進めた。
「なんなんだこれは!汚いだろ!」
秀一はロザの顔を引っ掻き回した。
バリバリバリ!
「いた~いぃ!こういうジャンルよ!『スカトロジー』って言うのよ。略してスカトロ。」
「うん〇の描写ばかりで下劣じゃないか。これのどこが面白いんだ!?」
「私もよく分からないけど、挑戦してみたの。このジャンルは私も苦手で読んだことが無いわ!」
「読んだことが無い物を書こうとするのな!」
秀一はロザを10連続往復ビンタした。
「ニッチャーで勝負したかったのよお!人気ジャンルは競争率高いし…。ニッチャーで競争率の低くてマニアック度がジャンルに挑戦してみたの。」
「その作品の魅力を理解していなのに独学で書けるのか?」
「一応、スカトロの好きの趣向は把握しているわ。」
「どんな趣向なんだ?」
「脱糞を恥じらっている女の子が魅力なのよ。ドS向けの性癖ね。脱糞姿を見られるという恥辱を味わう女の子の姿に興奮するのよ。」
「僕は自他共に認めるドSだが、そんな趣向は理解できないなぁ。」
「美しい女の子から汚いものが噴出するするのがギャップがあって良いみたいよ。美しい女の子を汚物で汚したいという欲求ね。」
「ヴァンダリズムかよ。」
「さらにマニアックになっていくとうん〇を食べる事にも性的興奮を満たすのよ。」
「うん〇を食べるとかカバかよ!」
秀一はロザを電撃で痺れさせた。
ビリビリビ!
「あ~ん!だから私も苦手なのよ~。正直言って生理的に受け付けないわ。」
「だよな……。」
「やっぱり無理して書かない方が良いかしら。私も書いてて気持ち悪くなたったわ。」
「やめた方が良いな。うん〇に興奮するのはキツイ。」
「プロになると自分のうん〇にすら興奮するらしいわ。」
「えぇ…。」
ロザと話を終えると秀一はトイレで用をたした。
「やっぱ無いな……。うん。」