199章 ジャガリガリくん
秀一はローザの元を訪ねた。
「いらっしゃい神主さん!」
「何を作っているんだ?」
「ナポリタンよ!ナポリタンの創作料理を試しているんだけれどスランプで…。」
「それならこれを使うと良い。」
「なにこれぇ!?」
「ジャガリガリくんのナポリ夕ン味だよ。これをソースの代わりにすればいい。」
「ナポリタン味のアイスって美味しいの?」
「食べてみたらどうだ?」
「うん。そうね…。」
パク!
「どうだ?」
「うう…すごく個性的だわ…。」
「じゃあこのアイスを溶かしてスパゲッティを作ってみろ!」
「え、ええ。やって見るわ。」
数分後。
「できたわ!」
「早速食べて見ろ!」
パク
「いやあああ、あまぁい!!!!」
「どうだ!?」
「スパゲッティには合わなさそうね…。」
「そ、そうか…。」
「やっぱりアイスはアイスのまま食べた方がマシ…美味しいわね。」
「そうかそうか!アイスは美味しかったか!じゃあジャガリガリくんのナポリタン味を100個あげるよ!懸賞で当たったんだが、僕はトマトが嫌いだからな。お前にくれてやる!」
「そんな…、あ、ありがとう。うぅ…。」
「どんどん食べろ!!!」
秀一はナポリタン味のジャガリガリくんをローザのの口の中に突っ込んだ!
「ひいいいん!!!」
「そうかそうか!絹を咲くような悲鳴が出るほど美味しいか!」
ローザはナポリタン味のジャガリガリくんを我慢して食べるのだった。