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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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195章 メン夕リス卜

 秀一はローザを訪ねた。


「何読んでいるんだ?」

「メン夕リス卜SyouGoの書いた本よ!」

「メン夕リス卜SyouGo?」

「知ってるの?」

「『ぼくは生活保護の人たちにお金を払う為に税金を納めているんじゃないからね』とか『生活保護の人達に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと思うんで』とか言って炎上した人だろう?」

「そうなの!?」

(猫としてはありがたい気持ちもあるが、そう言う問題じゃない。)


 秀一は猫又。猫の妖怪なのだ。


「それだけじゃない、『ホームレスの命はどうでも良い』『いない方が良くない?ホームレスって』とも発言している。」

「ほえー。ひきこもりの私も必要のない命だと思われてそう…。」

「年収100億円以上になってSyouGoを見返したいと思わないか?」

「全然思わないわ!」

「ちょっとは悩め~!!!」


 秀一はローザの顔面に鋼でできたカラーボールを何個も投げつけた!


「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!顔はアイドルの命なのにぃ!!!」

「あなたが一番痛いと感じたボールは赤いボールです!」

「どうしてわかったの?!」

「これがメン夕リズムです。」


 本当は赤い球だけをいつもより強めに投げただけであった。

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