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192章 ベースボール
ロサは秀一の元を訪ねた。
「何なさっているの?」
「ベースボールごっこだよ。」
「ベースボール?ならわたくしもぜひ参加させていただけません?」
「いいぞ、ちょうどバントの練習をしたかった所だ。」
秀一はマウンドに立った
「いくぞ!」
秀一は第一級を投げた!
「いきますわ!」
カキーン!!!
ロサはベースでボールを打った!
「ちがーう!!!!」
秀一はロサの顔面に投球した。
「わたくしの完璧な美貌があああ!」
「なんで楽器のベースを持っているんだよ!」
「ベースボールってベースで野球をするんじゃありませんでしたの?」
「んなわけあるかーい!!!」
秀一はロサの顔面をバットで殴った。
「あああん!わたくしの美しすぎる顔がただの美しい顔になってしまいましたわぁ!!!」
「全く。」
「でもバンドの練習っておっしゃっていませんでした?」
「バンドじゃない!バント!!!」
秀一は素振りでロサの顔面を殴り続けた。
「こうなったら素振りの練習に顔を貸して貰うぞ!」
「あああん!美しい顔が普通の顔になってしまいますわ~!!!」