18章 お花見
秀一とひきこもり美女たちはお寺の庭でお花見をしていた。
「美しいわぁ~。」
「本当ね。」
「桜は綺麗だけれど、ピンク色なのが惜しいですわ。真っ赤なならもっと美しかったですのに。」
「そうね。あたしたち赤い髪の毛ほど美しくはないわね。」
「そうですわ!桜を皆で真っ赤に染めてしまいましょう!」
ロサたちは桜の花びらを赤く塗り始めた。美女たちは珍しく団結している。
「気が遠くなる作業だな。全ての桜を赤く塗る気か?」
美女たちは一生懸命に桜の花びらを赤く塗っていたが1本も塗り追わない内に諦めてしまった。
「疲れたわ~。」
「一休みしましょう!お団子を作ってきたわ!みたらし団子よ~ん!」
「流石ローザだな!花より団子というからなぁ~。早速食べよう。」
「いただきま~す!!!」
全員声を揃えて団子を食べ始めた。
「美味し~いい!!!」
美女たちはおいしそうに団子を食べている。ところがトラブルが起きた。ローザがロサの髪の毛に団子を落としてしまった。
「わたくしの髪ががあああ!!!わたくしの命より大切な赤髪が団子のタレで汚れてしまいまいしたわ!!!!」
「ご、ご、ごめんなさい!」
「許せないですわ!わたくしの自慢の髪の毛をべとべとにするなんて絶対に許しませんわ!」
ロサは団子を投げつけた!その団子と団子のタレがロザとローサとジェシーの髪の毛にべっとりついた!!!
「きゃあああああああああああ!!!」
「私の美しい赤髪があああ!!!!!」
「何するんですか!許せないです!」
ロザとローサとジェシーは団子を投げた!その団子と団子のタレがアキリサとチェリーとイチゴの髪の毛にべっとりついた!!!
「いやあああ!!!アキリサの命より大切な赤髪があああ!!!」
「もうやだぁ!!!」
「なんてことするのよおおおおおお!!!」
アキリサとチェリーとイチゴはジェシーは団子を投げた!その団子と団子のタレがローザがロサの髪の毛にべっとりついた!!!
「髪があああああ!!髪がああああああ!!!アイドルの命より大切な髪があああああ!!!」
「わたくしの髪があああああああ!!!」
美女たちは団子を振り回しあい、お互いの髪に団子のタレを付け合った!
「いい加減にしろ!!!!」
秀一は美女たちの顔を満遍なく引っ掻き回し、電撃出痺れさせた。そして美女の髪の毛で美女自身の身体を縛り上げた。美女たちは自分の髪の毛で身体を縛り上げられ身動きが取れない。
「こうして反省していろ!」
秀一は自分の髪で縛られている美女たちの髪をさらに桜の木に縛り付けて吊るした。
「きゃあ!助けて!」
「おろしてえええ!!!」
「動けないわ~!!!」
「赤い桜の代わりに赤髪が吊るされている光景は中々の絶景じゃのう。」
秀一は吊るされた美女の赤髪を見ながらお茶とお団子を楽しんだ。