188章 家澤火菓子
秀一は8人のひきこもり娘達と竹島返還デモの練習を行っていた。勿論室内である。
「いつかひきこもりを卒業して外に出られるように成ったら一緒にデモしような。」
「ええ!」
「うん!」
「勿論よ!」
返事だけは良いがひきこもりを卒業する気がさらさら無いひきこもり美女達であった。
「む?邪悪な気を感じる!」
そこに現れたのは日本の原子力研究所から逃げ出したバイオロイドであった。
「僕はバイオロイド。家澤火菓子だ!」
「バイオロイドだと?人造人間か!」
「私の放射線量は53万ヨタベクレルです。」
ドシーン!(後ろの木が倒れる音)
ひきこもり美女達は被曝し、髪が全て抜け落ちてしまった。
「いやああああ!髪が髪があああああああああ私たちのセクシーな髪の毛がああああ!!」
さらにひきこもり美女達は放射線で溶けてしまった。
「たったそれっぽっちか?」
「何!?」
「僕は片手間で100万ヨタベクレル以上の放射線量を簡単に出せるぞ。」
「な、なんだってー!!!」
「1000万ヨタベクレルも余裕綽々だ。」
秀一の放つ放射線によって家澤火菓子は徐々に被曝し始めていった。
「僕は全力の1%も使わなくても1000京ヨタベクレルまでなら放射することができるんだ!」
「ならば赤軍バリアだ!このバリアは絶対に敗れんぞ!」
「それはどうかな?」
秀一は全宇宙ごと、バリアと家澤火菓子を破壊してしまった。
「ふうやれやれ。」
秀一は全知全能の力で家澤火菓子以外の全てを元に戻した。
溶けたひきこもり美女たちも元に戻ったが、髪は全て抜けを落ちたままだった。
秀一は1本1赤髪をひきこもり美女たちに植毛して行った。
「綺麗な赤髪を手作業で植えていくのは楽しいな。」
秀一はこの作業を楽しむ為に敢えて美女たちの髪を元に戻さなかったのだった。