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187章 オオタニ選手
秀一はアキリサ元を訪ねた。
「また趣味でたこ焼きばかり作っているのか。少しは何か努力しろよ。」
「努力より大切なのは才能でしょう?」
「またそんな屁理屈。少しは王田弐勝陛を見習えよ。」
「誰?」
「『オオタニサンスモールフライ』で有名な王田弐選手だよ。」
「そんなに凄いの?」
「努力の天才だよ。」
「でもアキリサには関係ないわ。」
「やる気を出せー!」
秀一は野球の硬式ボールをノックした。そのボールはアキリサの顔面激突した!
「いったぁいい!!!」
「よーし!こうなったら僕のノックを顔面で1000本受けとめて貰うぞ!」
「そ、そんなぁ!」
「ン熱血指導ゥ!」
秀一の熱血指導は朝まで続くのであった。