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171章 たい焼き再び
秀一はアキリサの元を訪ねた。
まくまくまく
「アキリサ。何を食べているんだ?」
「お帰りなさいお兄ちゃん!今食べてるのはたい焼きよ~ん!」
「またか。」
「今回はトムヤンクン入りのたい焼きよ~!ぜひ食べてみて!」
まくまくまく
「うん!美味しい!!」
「なづけて『タイ風たい焼き』よ!」
「だからややこしいだろ!!」
「秀一はアキリサの顔に硫酸をかけた。」
「ああん!アキリサのせっかくの美貌があああ!!!」
「全く…。」
秀一は風を巻き起こし、たい焼きたちを宙に泳がせた。
「これが本当の『台風たこ焼き』だ!!!」
「あ~れ~!!!」
アキリサも台風に巻き上げられて壁や床に顔面を強打しながら飛ばし回されるのであった。