164章 狼ノ門ニュース
秀一はローサの元を訪ねた。
「アメリカの大統領就任から暫く経つわねぇ。」
「おう。そうだな。」
「ダグラス・プレイングカード大統領が退任してジョー・バイベン大統領が就任したのよね。」
「まぁプレイングカード大統領のトランプウィルス対策の杜撰さ敗因だろうな。」
「そうね。プレイングカード大統領のせいでアメリカは世界一の感染大国なってしまったようなものですものね。」
「だから中国ウイルスと言うよりトランプウィルス。」
「トランプウィルスが蔓延していなければプレイングカード大統領の2期目は確実だったかもしれないわね。」
「そうかなぁ。プレイングカード大統領はナショナリストだったからなぁ。日本の亜辺羅安首相よりよっぽどナショナリスト!なぜアメリカメディアは亜辺羅安首相をナショナリスト扱いするのにプレイングカード大統領をナショナリストと指摘しないか!」
「でも今回の大統領選は不正選挙であったっていう疑惑がもたれてるわ。」
「『真相浅入り!狼ノ門ニュース』でも騒がれていたな。作家の千田ナイキ氏と上祐司氏・KASUYA氏が揉めていたな。」
「千田ナイキ氏は『延々の100』で有名になった人よね?上祐司氏はエセノミンっていうカエルを飼ってる人で、KASUYA氏はKUZUYAって猫を飼ってる人よね?」
「そうだ。プレイングカード大統領推し一辺倒だった千田ナイキ氏と、プレイングカード大統領推しながらもバイベン大統領誕生説を唱えた上祐司氏・KASUYA氏が揉めていたんだ。」
「結局どっちが正しかったの?」
「分からん。」
「あたしはどっちでもいいけれど!」
「お前から話題振っといて投げやりな事言うな!!!」
「きゃああああ!!!」
秀一はローザを電撃出痺れさせた。
「でも秀一君は陰謀と陰謀論の区別ついてないわよね。」
ジャジャジャジャーン!
ビシ!
秀一はローザを殴り飛ばした。
「また一つお利口さんになったわねえ。」
「チャンネル登録よろしくお願いします!」
「明日から本気出すから大丈夫よ~ん!」