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163章 巨大猫
秀一はイチゴと庭で散策していた。
「見て!神主さん!!大きな猫がいるわ!」
「本当だメイクイーンかな?」
「よちよち!おいでー!猫ちゃん!」
すると巨大猫はイチゴに襲い掛かった!
「きゃああああああああ!!!!傷があああああ!!!傷がああああ!私のシミ一つない綺麗な顔に傷がああああ!!!」
巨大猫はイチゴの顔面を引っ掻き回し続けた。
「これはメイクイーン。メイクイーンは気性が激しいらしいからな。」
巨大猫はイチゴの顔を蹴り飛ばして逃げていった。
「酷いわ酷いわ!顔に!」
「お?さらに大きな超巨大猫がいるぞ?」
「今度こそ!猫ちゃーんおいでー!」
超巨大猫はイチゴに襲い掛か借り、顔を引っ掻き回し続けた!
「いやああああ!顔は止めなさい!顔は!!!!」
「これはオオヤマネコ!さっきのよりも凶暴だ!!!」
超巨大猫はイチゴの顔面を踏みつけて逃げていった。
「私の美貌がぁ!コラゲーンがぁ…ヒアルロン酸がぁ…。」
「やれやれ心無い誰かが捨てたんだろうな。」
同じ猫として不憫に思う秀一であった。