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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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162章 たい焼き

 秀一はアキリサの元を訪ねた。


「何を作っているんだ?」

「ちょうどいい所に来てくれたわね!お兄ちゃん!」

「たい焼きか?」

「そうなの!食べてみて!」


 パク!


「中身がたこ焼きになっている!」

「そうなの!なずけて『たこ焼きたい焼き』よ!」

「ややこし過ぎるだろ!!!」

 

 秀一はアキリサの顔をステンレスたわしでゴシゴシ擦った。


「いあああああ!!!アキリサの美貌が台無しだわぁ!!!」

「こっちは何味かな。」


 パク


「ん!?これは!?ピッヅァ!?」

「『ピザたい焼き』よ!ピザの具材をたい焼きに入れたのよ!」

「こっちも食べてみよう!」


 パク!

 秀一は驚愕した。


「鯛が入っている~!」

「名付けて『鯛入りたい焼き』よ!」

「だからややこし過ぎるだろ!!!」


 秀一はアキリサの顔を引っ掻き回した。


「あ~ん!顔が滅茶苦茶だわ~!!!」

「『本物たい焼き』でどうだろう。」


 秀一は冷静に命名するのであった。

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