149章 超魔界町
秀一はチェリーの元を訪ねた。
「新しいゲームを買って来たぞ!『超魔界町』!」
「ありがとう!さっそく実況プレイしてみるわ!」
「まだやるのかよ!」
「おわりしゃちょーやムカキンを目指すわよ~!!!」
「神チューバーはそんなに甘くないって!」
「とにかくテストプレイしてみるわ!」
10分後。
「何よこれ!難しくて1面もクリアできないわ!!!」
チェリーのキャラは何度も死んでしまった。
「死ぬ気でやらないからミスをするんだ!死ぬ度に罰ゲームな!」
「え!?いきなりそんな事言われても!?」
「いいからヤレ!」
チェリーのキャラはまた死んでしまった。
「罰ゲーム!ヘアクラッシュ!!!」
「きゃあああ!!!美髪がああああああああ美髪がああああ!!!私の真っ赤な美髪が燃えていくう!!!!」
チェリーの髪の毛は燃え尽きてしまった。
「そ、そんなぁ!!!私の命よりも大切な赤髪があああ!!!私の誇りの長い赤髪がああ!!!私の魂の赤い美髪があああ!!!」
「時を戻そう!」
秀一はチェリーの記憶そのままで時を戻した。
「ゲームクリアするまでこれを繰り返すからな!」
「そんなぁああああ!!!」
これからが本当の地獄であった。