表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
15/235

14章 保護色

 秀一はローサの元へ向かった。


「いらっしゃい、秀一君!」

「買って来たぞ。迷彩のミニスカートに迷彩のキャミソール。そして迷彩の帽子!」

「ありがと~ぉん!さっそく来てみるわん!」


 ローサは迷彩服姿になった。


「肌が露出しているから目立つね。」

「これでも山の中に隠れれば目立たなくなるはずよ!」

 

 ローサと秀一は試しに森の中に行ってみた。


「じゃあ、10数えてね!」

「1・2……7・8・9・10!もーいいかい?」

「もーいーよ!」

「いた!そこだろ!」


 秀一はローサをすぐに見つけてしまった。


「どうしてわかったの?!」

「お前の自慢の赤い髪だよ。赤い髪が目立つから迷彩の意味ないな。」

「帽子にしまうには長すぎてしまえないし、…そもそもこんな美しい髪を帽子に隠してしまうのは勿体ないわ。」

「そうだな。そんなにも派手で美しい赤髪、目立つのはむしろ喜ばしい事だ。その髪は隠す必要が無い。」

「でも軍人みたい隠れてみたいわ。だからね神主さん。」

「?」

「この森を全部真っ赤に染めて!」

「そんなことできるか!!!!!!」


 秀一は100連続往復ビンタをお見舞いした。


「いた~い!」


 森は赤くできなかったが、ローサの顔は真っ赤になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ