表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
146/235

145章 食べ放題

 秀一はローザの元を訪ねた。


「あら、いらっしゃい!また新しいお店を考えたの!」

「ほぅ!どんなお店だ?」

「食べ放題よ!」

「ほー。」

「3時間食べ放題のお店よ!早速実演して見せるわ!」

「楽しみだ。」

「いらっしゃいませー!こちらがメニューになっております。3品交換制です。」

「3品まで頼めるんだな。じゃあチャーメンと天ぷらそばとたらこスパゲティで。」

「かしこまりました!」


 5分後。


「なかなか美味しいしいじゃないか!」


 秀一は3品ともおいしそうに平らげた。


「よーし次の3品は何にしようかな。」


 秀一は3品選んだ。


「よし!決めた!この3品下さ~い!」

「申し訳ありませんラストオーダーを過ぎてしまいましたのでご注文できません。」

「え?まだ10分しか経っていないのに!?」

「うちのラストオーダーは2時間55分前です!」

「早すぎるだろ!ラストオーダー!」


 秀一はナックルダスターでローザの顔面を何度も何度も殴った。


「いやあああんん!!!」

「まったく。単なる詐欺だろ。」

「あーん。これで荒稼ぎできると思ったのにぃ!」

「他の方法を考えろ!」

「グッドアイディアを思いついたわ!」

「はや!」

「早速実演するわね!いらっしゃいませー!こちらがメニューになっております。3品交換制で~す!」

「じゃあこの3つ。」


 2時間55分後。


「お待たせいたしました!」

「最初の注文品が来るの遅すぎるだろ!!!」


 秀一は鉤爪でローザの顔をひっかきまわした。


「ああああん!!顔があああ!!!私の綺麗な顔があああ!!!」

「全くろくな考えをしやしない!」

「最初の品を時間ギリギリにすればがっぱり儲けられると思ったのにぃ!」

「楽して儲けようとすなーーー!!!」


 秀一の説教は暫く続くのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ