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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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124章 お好み焼き

 秀一はアキリサを訪ねた。


「おお。たこ焼き以外の料理をしているのか。感心感心。」

「うふふ!そうなの!今お好み焼きを作っていた所なの!」

「たこ焼きとあんま変わらねえな!」


 秀一は熱されたヘラでアキリサの顔を往復ビンタして突っ込んだ。


「ああん!たこ焼きとお好み焼きは似ているけれど全く別物よ~ん!」

「それはそうだが…。」

「たいへ~ん!お好み焼きソースがないわ~!」

「じゃあそのまま食べるしかないな。」

「こうなったらこれを使うわ!」

「ゲゲゲ!ケチャップ!?」


 アキリサはお好み焼きにトマトケチャップを塗りたくった。


「いただきま~す!」


パク!


「うん!美味しいわ」

「マジか!?」

「うん!お兄ちゃんも食べて見て!」


ハムッ


「むむ!?これは!?意外に美味しいな!」

「ええ!ケチャップとお好み焼きって合うのね!」

「予想外だ…。」

「名付けてケチャップお好み焼きよ~ん!」

「そんまんまかーい!」


 秀一はアキリサの顔面をあっつあつの鉄板の上に押し付けた。


「きゃああ!あついあついあつい!!」

「そうだな…。お好みケチャップアップなんて名前はどうだ?」

「良い名前だわ!」


 こうした地道な実験から食文化は発展していくのであった。

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