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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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116章 ドラゴンホース挟み将棋

 秀一はチェリーの元を訪ねた。


「退屈そうだな。チェリー」

「ええ。特にやる事がないの。」

「じゃあ、一緒に将棋でも

やらないか?」

「ルールを覚えるのが面倒だわ。」

「なら挟み将棋なんてどうだ?」

「そんな五目並べみたいな簡単なルールじゃすぐに飽きるわぁ。」

「なら『ドラゴンホース挟み将棋』を遣らないか?」

「ドラゴンフォース挟み将棋?」

「ちがーう!!」


 秀一はチェリーの顔を引っ掻き回した。


「いたたたたたたたたたたたぁ!!!」

「ドラゴンとホース。その名の通り、竜と馬を使う挟み将棋だ。お互いに歩を二つ取り除き、代わりに竜と馬を入れる。そして、竜と馬のコマだけは普通の将棋のルールと同じ動きができるようにする!挟み将棋には本来ない斜め移動もあると言事だ。」

「なんだか面白そうね!」


 二人はさっそくドラゴンホース挟み将棋を始めた。二人は思った以上に盛り上がった。


「あ~!面白かったわぁ!」

「次は上級編に行ってみよう!」

「上級編?」

「使うのは全て歩で良いが、動きは竜と馬を足した動き。全てのコマが縦横斜めを何マスでも進めるんだ。より複雑な挟み将棋になるぞ!」

「う~ん…。でももう疲れちゃったわぁ…。」

「疲れるのが早すぎるだろ!!!」


  秀一はチェリーに電撃と火炎放射を同時に食らわせた。


「きゃああああ!!熱い熱い!痺れるぅ~!!!」

「やれやれだぜ。」

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