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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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113章 ヨーヨーけん玉

 秀一はローサの元を訪ねた。


「何を作っているんだ?」

「秀一君!良い所に来たわね!あたしの発明品で遊んでみて欲しいの!」


 ローサが差し出したのはけん玉の玉が球状のヨーヨーになっている物だった。


「何だこりゃ?」

「けん玉とヨーヨーを組み合わせたものよ!名付けて『ヨーヨーけん玉』!!」

「そんまんまかい!」


 秀一はローサの顔を引っ掻き回し、ローサの髪の毛を引っ張ってローサの顔を引きずり回した。


「きゃあああ!!!あ~た~し~の~か~お~!」


 秀一はとりあえずヨーヨーけん玉で遊んでみる事にした。


「ほう。普通のけん玉としても遊べるんだな。」


 秀一はさらにヨーヨーとしても遊んでみた。


「成程。けん玉にぶら下がってはいるが、ちゃんとヨーヨーにもなるんだな。」

「そうなのよ~!けん玉とヨーヨーの技を組み合わせて遊ぶことでトリッキーな競技にもなるのよ~!」

「びゃあ゛ぁ゛゛ぁ上手ひぃ゛ぃぃ゛!!よく考えたな!」

「もう一つ考えたオモチャがあるの!」

「なんだこれは?」


 そこには黒ひげの海賊が樽の中に入っているオモチャがあった。


「この剣を樽に突き刺していって、樽の中から黒ひげを飛び出させた人が負けよ!名付けて『黒ひげ間一髪』!!」

「まるパクリじゃないかーい!!!!」


 秀一はローサの顔にアルコールを吹きかけ、口から火炎放射を吐いた。

 ローサの顔は激しく燃え上がり黒焦げになった。


「あああん!あたしの美肌がぁああん!!!」

「全く…」


 秀一はヨーヨーけん玉を売り副収入にするのであった。

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