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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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110章 ハットグ

秀一はローザの元を訪ねた。


「おお、また料理しているのか。」

「ええ!韓国料理に挑戦しているのよ!」

「ええ?朝鮮料理に勧告しているって?」

「違うわ!韓国料理よ。」


 ローザはアメリカンドッグのようなものを揚げていた。


「ほーハットグか!」

「そうよ!今日本でも大人気なのよ!」


 ローザはハットグにケチャップとマスタードときなことココナッツシュガーをトッピングした。


「どうぞ!おあがりなさい!」

「いただきまぁす!」


パク!


 秀一はハットグを食べてみた。


「ん?これは…。」

「どう?美味しい?美味?」

「これはちくわぶの穴にチーズを入れて揚げた者じゃないかー!!!」


 秀一はローザの顔面にダチョウの卵を投げつけた。ローザの顔は激しく凹んだ。


「いったぁ~い!」

「全く…。」

「でも美味しかったでしょう?」

「うん?まあ、そうだな。でもこれじゃあハットグというより『ちくわぶチーズ揚げ』だな」

「屋台で出せば売れると思うの!」

「そうだな…。一緒に出して見るか?」

「ええ…。私は作るの専門だから売るのはちょっと…」

「なら言うな!!!」


バリバリバリ!

ビリビリビリ!


秀一は電撃の爪でローザの顔を引っ掻き回した。ローザは痺れて顔は傷だらけになってしまった。


「あーん!アイドルは顔が命なのよ~!」

「しかしこれは美味しいな」


 秀一はちくわぶチーズ揚げを売って副収入にするのだった。

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