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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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103章 ハヤシカレー

 秀一はイチゴの元を訪ねた。イチゴは何かを作っていた。


「何を作っているんだ?カレーのようなハヤシライスのような臭いがするが…。」

「いらっしゃい!今作ってるのはカレールーとハヤシルーを混ぜたハヤシカレーよ!」

「何だって!?美味しいのかソレ!」

「食べて見て~!」


 ふー!ふー!

 パク!


「お!意外といけるじゃないか!」

「ハヤシライスとビーフシチューを混ぜたハヤシチューもあえるわよ!」

「うん!うまい!」


 イチゴはさらにパンを差し出した。


「ハヤシ味揚げパンにハヤシが入ったハヤシパンもあるわよ~!」

「おおお!!!これも上手い!」

「でしょ!!でしょ!!

 じゃあ私も早速食べてみるわね!」

「味見していなっかったんかーい!!!」


 秀一はイチゴの顔の上でケンケンした。


「いたたたたた!!!」

「人を毒見に使うな!」


 そうこう言いながらも、秀一はイチゴの作った料理を全部平らげてしまうのだった。

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