100章 ご乱心
8人のひきこもり美女たちは一つの部屋に集められていた。
8人の美女たちの赤髪は全員もう100m以上の長さになっている。
「今日お前たちを呼んだのは他でもない。見せたいものがあってな。」
秀一は刀を取り出した。
「その刀がどうされたんですの?」
「僕はね。お前たちがどうすればひきこもりを止めるのかずっと考えて居たんだ。でもどうしても思いつかなくってね。でも今思いついたよ…こうすればよかったんだ!」
秀一は刀でロサの髪の毛に切りかかった。
パサパサパサ…
ロサの髪の毛の毛先は7mmほど切り落とされた。
「きゃああああ!!!何をなさるんですのおおおお!!!」
秀一はさらに残りの美女たちの赤髪の毛先にも切りかかった。
「きゃああああああ!!やめて下さい!」
「やめてやめてやめてやめて~!!!」
美女たちは走って逃げ回った。部屋は秀一の作った結界で覆われていて逃げられない。
バサッ!バッサ!バッサ!!
秀一は8人の美女たちの髪の毛を切り続けた。8人の赤髪美女たちの髪の毛は少しずつ短くなっていく。
「いやあああああああ!!!もうおやめになってええええ」
「あああああああああああん!!私たちの命より大切な髪の毛がああああああ!!」
「神主さまあご乱心~~~~!!!!」
赤髪美女たちは走り回って逃げ続けるが、髪の毛は徐々に切られ続ける。
次第に美女たちの髪の毛の長さは50mを切った。
「いやああああああああ!!せっかく苦労してあそこまでのばしたのにいい!!!」
「100m以上あった私の自慢の赤髪があああああああああああ!!!!」
秀一は刀を振り回し続けた。
さらに美女たちの赤髪は40m、30m、20mと短くなっていく。
「ああ!もう面倒だ!!!」
ザク!!!ザク!!!ザク!!!ザク!!!
ザク!!!ザク!!!ザク!!!ザク!!!
秀一は赤髪美女たち20m近くあるロングへアを一気に足元くらいの短さにバッサリ切り落とした。
「きゃああああああああ!!!あたしたちの身長より長い髪の毛があーーーーん!!!!!」
「いやああああああああああ!!!わたくしたちの引きずる程のロングヘアーがーーーー!!!」
「あそこまで伸ばすのに何年かかったと思ってるのよおおおおおお!!!!」
赤髪美女は泣き叫びながら逃げ回った。しかし、秀一は黙殺してさらに美女たちの髪に切りかかる!
スパ!スパ!スパ!スパ!
スパ!スパ!スパ!スパ!
秀一は美女たちの足元まである赤いロングヘアーをうなじから一気にバッサリと切り落とした。
パサパサパサ…
ひらひらひら…
美女たちの長い髪の毛は無残にも切りつけられ、切られた赤髪は花びらのように散った。赤髪美女たちは全員ベリーショートになってしまった。
「こんなのいやああああああああああああ!!!」
「こんなばかな事って!!!!!」
「命より大切な赤い長い髪がああああああああああああ!!!」
「命以上に大切な長い赤髪がああああああああああああ!!!」
「酷いわ!酷いわ!命よりも大切な赤髪を!」
赤髪美女たちは泣き崩れた。
秀一は美女たちの切られた赤髪を全て拾い、美女たちの頭目掛けて投げつけた!
すると何という事だろう。美女たちの無残に切り付けられた髪の毛は一瞬にして繋がって元の長さに戻ってしまった。
「これは一体…」
「どういう事でしょう…?」
「これは空間を切断する刀さ。」
そういうと秀一は自分の首を切断した。
「きゃああああああ!!!」
「大丈夫。首は異空間で繋がっている。これで切断したものは異空間を通して繋がったままなんだ。だから切断面を再びくっつけると元通り繋がる」
そういうと秀一は自分の首を持ち上げ頭に付けた。首はすっかり繋がってしまった。
「もおお!人が悪いですわ。神主さまぁ!」
「そうよ!酷いわ!お兄ちゃん!」
「いやあ、すまんすまん。第四部の連載が100回を越えた記念のサプライズと思ってな」
秀一はメタ発言をした。
「まぁそうだったの!」
「ドッキリ!大成功!」
チャッチャチャーン!!!