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ひきこもり娘たちの更生員4  作者: 日本のスターリン
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9章 お正月の遊び

 引きこもりの美女たちは松の内を満喫していた。


「見て見て!私の凧すごく高く上がったわ~!」

「わたくしの凧が一番高く上がっていますわ!!」

「私の凧が一番高く上がるんだから!!!」


 美女たちは凧の高さを競っていた。


「おほほほほ!あたしの凧が一番高く上がってるわね!」


 ローサの凧は誰よりも高く、雲まで届きそうなくらいに上がっていた。


「おお!すごいじゃないか!ん?」


 ローサの凧には風船が付いていた。


「ズルするなあああああ!!!」


 秀一はローサを電撃で痺れさせた。

 バリバリバリッ!!!


「きゃあああああ!!!」


 風船は割れ凧は燃えてしまった。それを見たアキリサも凧を燃やし始めた。


「どうしたんだ!?アキリサ!」

「これが本当の凧焼きよ。」


 ピュ~ウ…

 1月らしい寒いか風が吹いた。


「下らない駄洒落の為に凧を燃やすな!」


 パアーーーン!!!!


 秀一はアキリサの顔にハリセンを叩きつけて突っ込んだ。


「ごめんなさ~い!」

「全く…。次はけん玉やコマであそんでみたらどうだ?」

「そうしま~す。」


 美女たちはけん玉で遊び始めた。


「けん玉って今世界で流行ってるのよね。」

「でも難しいわ。…あ!」


 ロザのけん玉の玉がローザの顔面に激突した。


「もうやだぁ!何するのよ!」

「あらやだぁ!わざとじゃないわよ!」


 ローザはけん玉の玉をロザめがけて振り回した。するとその玉はロサの顔に激突した。


「いやん!何って事するんですの!許せませんわ!」


 ロサはけん玉の玉をローザめがけて振り回した。するとその玉はローサの顔に激突した。


「痛~い!あたしの顔がぁ!やったわねえ~!」


 ローサはけん玉の玉をロサめがけて振り回した。するとその玉はジェシーの顔に激突した。


「も~う!何するんですかあ!!!」


 ジェシーはけん玉の玉をローサめがけて振り回した。するとその玉はアキリサの顔に激突した。


「アキリサのかわいい顔に痣があああ!!痣がああ!!!よくもやったわねえ!」


 アキリサはけん玉の玉を滅茶苦茶に振り乱した。その玉はチェリー・イチゴ・ロザの顔に激突した!


「私の顔を痛めつけるなんてぜ~ったい許してあげないんだから!!ゴオオオ!!!!」

「女の命の顔をおおお!!!!」

「この美貌を壊した罪で逮捕する!!!」


 美女たちはけん玉の玉を振り回してお互いの顔にぶつけ合った。


「そろそろかな…。いやもうちょっと。」


 美女たちはけん玉の玉を振り乱し、何度もお互いの顔にぶつけ合った。


「もういいだろう。いい加減にしろおおおお!!!」


 秀一は頃合いを見計らって美女たちの喧嘩を仲裁しようとした。しかし、美女たちはお互いの顔にけん玉の玉をぶつけ合うのを辞めようとしない。


「けん玉の使い方が違うだろ!お前たちにはけん玉遊びは難しすぎたようだな。次はコマで遊んでもらう。」


 そう言うと秀一は妖力で8つの独楽を巨大化させた。そして美女の顔面の上で巨大な独楽を回した。美女たちの顔は巨大な独楽の巨大な軸にすりつぶされている。


「きゃああああああああ!!!」

「ごめんなさい~!!」

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

「少しはそれで反省しろ。」

 

 美女たち顔の上で巨大な独楽は勢いよく回り続けるのであった。

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